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【法文学部】大崎町役場と連携しトライアル日本語教室を開催

[記事掲載日:22.12.02]

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 法文学部法経社会学科地域社会コース酒井研究室は、大崎町役場及び本学グローバルセンター非常勤講師の山下 直子氏(日本語教育・社会教育)と連携し、大崎町で4日間のトライアル日本語教室を開催しました。研究室では公益財団法人マツダ財団から助成を受けて、昨年度から「住民参加型による外国人技能実習生の地域包摂に関する調査研究~鹿児島県大崎町を事例に~」と題したプロジェクトに取り組んでおり、本事業はその成果の1つです。

 講師の山下氏は、取り組みの後、「初めての取り組みにも関わらず、日本語学習に意欲を持った外国人住民の方が参加してくださり安心した。人と人の繋がりの大切さを改めて感じた。今後も研究・実践に取り組み、大崎町の多文化共生社会に向けて邁進したいと思う。」とコメントしました。
 また、全日協力してくださった大崎町役場企画調整課企画政策係主任の宮下氏からは、「取り組みを通して、日本語教室の場が単に日本語を学ぶ場という価値のみならず、日本人との交流や困りごとの相談ができるなど、いろいろな人を巻き込み、多様な価値を生み出せる可能性を実感した。このトライアル結果を基に次の展開につなげていきたい。」と感想をいただきました。

 今後は、日本語教室の検証も進めつつ、日本語教室を軸とした多文化共生拠点構築事業に取り組んでいく予定です。
 なお、本取り組みは2022年9月17日の南日本新聞の記事にも掲載されました。


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