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在日ミクロネシア連邦大使ジョン・フリッツ氏が鹿児島大学を訪問

[記事掲載日:22.12.02]

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 令和4年11月25日、在日ミクロネシア連邦大使館よりジョン・フリッツ大使、百恵・フリッツ大使夫人、総領事館のクリスティーナ・トウコ・シゲタ氏(行政/経済担当)ならびに枕崎市漁業協同組合より白窪 義広専務理事が鹿児島大学を訪れ、佐野 輝学長、馬場 昌範理事・副学長(研究・国際担当)、越塩 俊介理事・副学長(総務担当)及び、ミクロネシア連邦における研究を行っている本学国際島嶼教育研究センターから髙宮 広土センター長が歓談しました。
 この訪問は、フリッツ大使が前日に枕崎市で開催された「かつお節サミット・フォーラム」(枕崎水産加工業協同組合主催)の講演者として鹿児島県を訪れ、実現したものです。

 冒頭、佐野学長よりフリッツ大使に謝意を表するとともに、ミクロネシア連邦をはじめとする島嶼国と国際島嶼教育研究センターが長年にわたり研究交流を行っていること等に触れ、今後、鹿児島大学及び日本とミクロネシア連邦の学術的・文化的交流を一層進めていきたいと述べました。
 フリッツ大使からは、ミクロネシア連邦は歴史的に日本と繋がりが深く人口の約2割が日系人であること、島嶼国ならではの医療事情などの説明があり、鹿児島県の島嶼域における本学の取り組みを知り、ぜひ研究交流を深めていきたいと今後に向けた展望が述べられました。
 佐野学長は、本学の離島における医療人の育成や、水産資源の生産管理や増養殖といった研究分野について詳しい説明があり、これらの分野やその他鹿児島大学の島嶼における研究分野において将来的にも連携を強めていきたいと発言しました。
 これらの種々意見交換の後、双方から記念品の交換、記念写真の撮影を行いました。
 訪問の後半では、国際島嶼教育研究センター教員との意見交換会が設けられ、大塚 靖准教授、山本 宗立准教授から、これまでのミクロネシア連邦に関する研究内容をご紹介しました。

 今回の在日ミクロネシア連邦大使による訪問を契機に、今後、鹿児島大学及び日本とミクロネシア連邦の交流がさらに深まることが期待されます。



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記念品贈呈

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記念撮影