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日本GAP協会公認「JGAP認証機関」として共同獣医学部が認定

[記事掲載日:23.03.27]

 2023年2月9日付で、本学共同獣医学部が日本GAP協会公認「JGAP認証機関」として認定され、「JGAP農場用 管理点と適合基準 家畜・畜産物」及び「JGAP農場用 管理点と適合基準 畜産」を認定範囲とする国内3番目の認証機関となりました。

 GAPはGood Agricultural Practicesの頭文字をとり、JGAPは「日本の良い農業のやり方」を意味します。農場や生産者団体は、農林水産省が推奨するJGAPの管理基準を満たして認証を取得することによって、動物衛生・福祉、環境保全、労働安全等に配慮した良い農畜産業への取組みを実践していることを社会や購買者に見える化します。

 畜産農場や生産者団体がJGAP基準を正しく実施していることを認証する第三者審査機関認定をめざして、共同獣医学部では、2020年度からGAP指導員・審査員研修会に参加してGAPの仕組みを学ぶとともに、農場審査に同行して実地経験を重ね、学部教員の5人が審査員(ひとりで農場審査ができる)、9人が審査員補(審査員立会いの下、農場審査ができる)の資格を取得し、審査体制を構築しました。

 JGAP認証機関として、今後は、鹿児島県から九州全域に向けて畜産農場のJGAP認証取得の普及・拡大に貢献するだけでなく、畜産農場管理を担う産業動物獣医師や公務員獣医師の養成機関として、GAPを踏まえた実践的な獣医学教育を推進していきます。

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