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【農学部】垂水産パースニップの研究成果に関する記者発表を実施

[記事掲載日:23.05.22]

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 5月22日、鹿児島大学産学交流プラザにおいて、パースニップに関する研究成果の活用について、記者発表を行いました。
 これは農学部食料生命科学科生分子機能学研究室の加治屋勝子研究教授と垂水大同青果株式会社(所在地:垂水市)との共同研究から生まれたもので、今回、加治屋研究教授らの研究グループは、パースニップの成分分析や機能性解析を行った結果、他の根菜類に比べて食物繊維やビタミンB1などが豊富に含まれていること、同じセリ科野菜の中で抗酸化活性が秀でていること、を明らかにしました。
 加治屋研究教授は記者発表で、「コロナ下ということもあり取組みを進めるには色々苦労しました。パースニップはまだ知名度が低いものではありますが、海外ではよく知られる栄養も総じて高いスーパーフード。国内でも同じような食物になってほしいと考えております。地元の食材を多くの方に知ってもらえたらうれしいです」と語りました。
 今回の成果については、今後論文として発表する予定であり、加治屋研究室では引き続き地方創生に関する取組みを推進していくこととしております。


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(記者発表の様子)


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( 記者からの質問に答える加治屋研究教授 )



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( 今回開発された加工品(ポタージュとグリッシーニ)の試食も振舞われました )