トップページトピックス【イノベーションC】「飲料水、食品、畜水産品で産学官連携可能なもの」第3回かごしまTechミーティングを開催

【イノベーションC】「飲料水、食品、畜水産品で産学官連携可能なもの」第3回かごしまTechミーティングを開催

[記事掲載日:23.10.02]

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 南九州・南西諸島域イノベーションセンターは、9月21日に鹿児島市のクリエイティブ産業創出のハブ拠点「mark MEIZAN(マークメイザン)」にて、今年度第3回目の「かごしまTechミーティング」を開催しました。
同ミーティングは、鹿児島市と大学による産学連携や、大学が持つ先端技術を知る「きっかけづくり」のためのオープンな場を目指した事業です。
 今回は、共同獣医学部獣医学科の宮本篤教授をゲストスピーカーに迎え、「飲料水、食品、畜水産品で産学官連携可能なもの」というテーマで開催しました。

 昔から「医食同源」という言葉があるように、食べるものと薬になるものの源は同じと考えられています。日本の100歳以上の高齢者割合は世界一で、中でも鹿児島県は全国4番目の長寿県です。現在、奄美群島における百寿者の地域分布と飲料水について調べながら、長寿と硬度の高い水との関係、またハブの気質や血管反応の違い、ニワトリとカモの血管反応の違いなど、恵まれた自然環境を活かし地方にしかできないことで地域の活性化に貢献していきたいとの思いを熱く講演していただきました。 

 今回のTechミーティングには、熊本市経済産業局産業課で産学連携マッチングを開催しているメンバーの方3名にもご参加いただき、今後の産学連携について意見交換を行いました。
 参加企業は、金融サービス業、卸売業、農業資材製造など、多種多様な企業様4社にご参加いただきました。また参加者皆様から水の硬度に関しての意見や質疑、食品では冬瓜の効果、またハブの気質など、楽しく活発な意見交換がなされ、とても有意義なミーティングとなりました。

 鹿児島大学南九州・南西諸島域イノベーションセンターは、地域に産学の出会いの場を創り、事業者と研究者をつなぐために、研究シーズや研究者情報の提供や交流の促進を図っています。

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スピーカーの宮本教授



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会場の様子①



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会場の様子②