【医歯研】寄附講座「感染症専門医養成講座」の開講記念式典・記念講演会を挙行しました

[記事掲載日：23.12.07]

　１１月２０日、鹿児島大学稲盛会館及びＷｅｂ同時配信のハイブリッド形式で、大学院医歯学総合研究科寄附講座　感染症専門医養成講座開講記念式典・記念講演会を挙行しました。
　本寄附講座は、鹿児島県と鹿児島大学で締結された協定書に基づき、鹿児島県からの寄附によって設置された講座であり、平時から感染症の発生やまん延時における医療体制を整備するため、感染症専門医を養成し、健康危機管理体制の充実を図ることを目的としています。
　
　第一部の記念式典では、佐野 輝 学長の式辞に続き、井戸 章雄 研究・情報担当理事、坂本 泰二 病院長、来賓の房村 正博 鹿児島県くらし保健福祉部長からご挨拶をいただき、約100名の参加者とともに、講座開講を祝いました。

　第二部の記念講演会では、感染症専門医養成講座の川村 英樹 特任准教授から当該講座の概要説明がなされました。その後、長崎大学病院感染症医療人育成センター長　古本 朗嗣教授から「地域で行う感染症医療を担う人材の育成」と題してご講演をいただき、続いて、佐賀大学医学部 副学部長　国際医療学講座臨床感染症学分野　青木 洋介教授から「平時の医療、有事の社会生活を震撼させる感染症：専門医養成への期待」と題してご講演をいただきました。ご講演後は、今後の感染症に、大学及び医療機関としてどのように向き合うか意見交換がなされました。

記念式典の様子

佐野学長による式辞挨拶

鹿児島県くらし保健福祉部 房村部長からの祝辞

式典・講演会参加者による記念撮影