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【法文】駐日ウクライナ特命全権大使による講演会と交流会を開催

[記事掲載日:24.01.29]

  • topics-SDGs-01(貧困をなくそう)
  • topics-SDGs-03(すべての人に健康と福祉を)
  • topics-SDGs-10(人や国の不平等をなくそう)
  • topics-SDGs-11(住み続けられるまちづくりを)
  • topics-SDGs-13(気候変動に具体的な対策を)

 法文学部では、1月24日14時から15時半まで、コルスンスキー・セルギー駐日ウクライナ特命全権大使をお招きして、講演会「ウクライナの現状と平和な国際社会の構築に向けて」を開催しました。
 講演の中で大使は9世紀に遡るウクライナの独立の歴史を紹介した後、ロシア軍によって破壊された街や犠牲となった市民の状況などを映像とともに説明しました。そして平和で安定した国際社会の構築のためには、独裁国家に対抗する民主的な国々の結束が求められると強調しました。
 質疑応答ではウクライナの考える和平の条件を質問した学生に対して、ロシア軍のウクライナ領土からの完全撤退、戦争による被害の賠償、戦争犯罪人の処罰が求められると述べました。
 引き続き開催された交流会でも活発な質疑が行われ、日本の貢献のありかたについて問われた大使は、軍備の提供ではなく、地雷の撤去や東日本大震災や阪神淡路大震災からの復興など日本のノウハウがウクライナの支援につながると答えました。
 講演会には学生、教職員、在鹿ウクライナ市民など108名が、また交流会にはおよそ30名が参加しました。



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( コルスンスキー・セルギー駐日ウクライナ特命全権大使による講演会の様子 )



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( 大使との交流会の様子 )