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【理工学】霧島小学校で星空の勉強会

[記事掲載日:24.08.22]

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 8月3日 18時より霧島市立霧島小学校の体育館にて「夏の宇宙へご招待」と題した体験授業を行いました。講師は鹿児島大学大学院理工学研究科の中川亜紀治助教です。霧島小学校と大田小学校などから、児童とその保護者合せて約40名が参加しました。

 18時からの講話「星の距離のはかり方」を通して、星空の広がりについて学びました。その後、講話の内容をテーマとした天文工作ワークショップ「立体星座モデル作り」を行いました。ペンチなどの工具の使い方、ものさしを使った1ミリの精度での計測など、学年によっては小学校で学んでいない事を経験する良い機会となりました。最後は体育館全体をつかった太陽系体感学習です。太陽と惑星を、大きさの比を保ちつつ身の回りの物に置き換えることで70億分の1のサイズに縮小した太陽系を体育館に再現しました。

 勉強会の様子は9月3日発行予定の霧島市「市報きりしまNo.141」にも掲載予定です。今後も、鹿児島市からやや遠い地域の小学校、中学校における出前授業の試みを募集します。

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(講話の様子)



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(視差を用いて距離の測り方の原理を体感する実験)



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(立体星座モデル作り)



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(体育館に70億分の1サイズで太陽系を再現)