トップページトピックス2024鹿児島大学奄美群島拠点シンポジウム -奄美群島の「地域活性化の中核的拠点」をめざして―を奄美市で開催

2024鹿児島大学奄美群島拠点シンポジウム -奄美群島の「地域活性化の中核的拠点」をめざして―を奄美市で開催

[記事掲載日:24.10.22]

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 本学は、10月11日、12日の両日、奄美市のアマホームPLAZA(奄美市市民交流センター)マチナカホールとオンラインのハイブリッドにより2024鹿児島大学奄美群島拠点シンポジウム-奄美群島の「地域活性化の中核的拠点」をめざして―を開催しました。
 本シンポジウムは、奄美群島内の自治体や企業等と連携して実施してきた本学の研究、地域課題解決及び教育・人財育成の取組を紹介し、奄美群島の地域活性化について討議することを目的としており、両日で一般、自治体・企業・学校・団体等の職員、高校生など対面延べ154名、オンライン延べ167名が参加しました。

 開会にあたり、佐野輝学長から本学が奄美群島と連携してきた歴史や取組等を紹介しつつ、大島紬会館のセミナールーム等の整備、奄美群島拠点運営委員会の設置、地域連携コーディネータの配置など直近の動きにもふれ、今後一層奄美群島における「地域活性化の中核拠点」として取り組んでいく旨挨拶がありました。続いて、松藤啓介鹿児島県大島支庁長(代読 廻秀仁総務企画部長)、安田壮平奄美市長から来賓挨拶をいただきました。
 プログラム1日目は「奄美群島における学術研究の推進と産学官金連携の推進」をテーマに本学研究者、民間企業、団体等の5名の方からそれぞれの分野の講演が行われました。引き続き「産学官金連携でめざす奄美群島の未来」と題してパネルディスカッションが行われ、奄美群島のブランド化、生物文化多様性と経済発展との両立、奄美群島の未来に向けての大学との連携などについて意見交換が行われました。
 2日目は「未来の奄美群島を担う人財育成・教育」をテーマに4名の方からの講演と「奄美群島振興のための人財育成と教育」と題したパネルディスカッションが行われ、離島教育や少人数教育のメリット・デメリット、群島内南北500キロの高校・12市町村・大学が繋がったプラットフォーム構想などについて意見を交わしました。パネリストには鹿児島県立大島高校の現役高校生にも登壇していただきました。
 両日とも、講演、パネルディスカッションの内容について会場やオンラインから多様な質問や感想が寄せられました。
 最後に、岩井久理事(企画・社会連携担当)から2日間の内容を踏まえつつ、「世界的にも注目される奄美群島という素晴らしい宝に対して、これまで関わらせていただいたことに恩返しをしていかなければいけない」と挨拶がありシンポジウムを締めくくりました。
 なお、両日の配信を11月22日(金)までの期間限定で鹿児島大学Youtubeチャンネルでアーカイブ配信いたします。こちらからご視聴ください。



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(学長挨拶)



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(パネルディスカッション(1日目))



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(パネルディスカッション(2日目))