令和6年度 鹿児島大学防災訓練を実施
[記事掲載日:24.12.13]
本学では、12月11日(水)に「令和6年度鹿児島大学防災訓練」を実施しました。
この訓練は、地震、風水害、火山噴火その他の自然災害並びに火災等の災害発生時において、教職員等が一体となり、迅速かつ的確な災害応急活動ができるよう防災体制の確立を図るとともに、防災意識の高揚と防災・救命技術の向上を図ることを目的として、毎年実施しているものです。
今回の訓練は、震度6強の地震及び火災の発生を想定し、自衛消防組織の総務班、消火班、避難誘導班等の各班の職員が、防災訓練マニュアルに基づき防災訓練に取り組みました。
訓練は、第1部として避難訓練及び模擬消火訓練、第2部として消火器取扱訓練及び救助用工具取扱説明を実施しました。訓練後には、本日の指導にあたった鹿児島市消防局甲南分遣隊から、大規模災害時の救助対応の現状や心構え、本日の防災訓練に対する講評がありました。続いて本学の災害対策本部長である佐野学長から、昨今の地震発生状況を鑑みて、日頃の防災意識を高めて災害発生の「その時」に備えることが重要である旨の挨拶がありました。
引き続き行われた第3部のBCP訓練では、昨年度整備した本部BCP「桜島大規模噴火対策編」に基づき、災害対策本部の設置訓練、災害対策分室・支部との情報伝達訓練及び各班の机上訓練を実施し、災害時対応の確認を行いました。
また、同日の正午に本学の安否情報システム(ANPIC)を利用した、総務班担当者による教職員・学生との安否確認の送受信訓練も併せて実施しました。
なお、12月9日(月)には、鹿児島市消防局甲南分遣隊の指導の下で「令和6年度救命講習」が行われ、教職員及び学生55名が参加して心肺蘇生法(人工呼吸・胸骨圧迫)、AED使用法、応急手法の説明及び実技講習を行いました。
◇防災訓練の様子
(消火器取扱訓練)
(救助用工具取扱説明)
◇救命講習の様子
(AED使用法の実技講習)