【理学部】科学の不思議を楽しく探るー理学LABOを開催
[記事掲載日:25.08.19]
理学部では、7月19日、20日、26日、27日、および8月7日の計5日間、公開講座「理学LABO」を開催しました。5年目となる今年度は、全11テーマ(下記参照)の21講座を実施し、小学2年生から中高生、大人まで、延べ250名以上が参加しました。鹿児島中央高等学校からは8名のボランティアがTA(ティーチング・アシスタント)として参加し、実験のサポートや参加者へ説明などで活躍してくれました。
同講座は、親子ペアを中心とした10組弱の少人数制です。大学教員の指導のもと、2時間たっぷりと実験・観察・工作・プログラミングに挑戦しました。試験管を振り、顕微鏡をのぞくなど、自分の手で触れて体験することで科学はぐっと面白くなります。小学2年生が休憩も取らずに最後まで夢中で実験を続ける場面もありました。また、大人にとっても初めての体験が多く、子どもと一緒に共同実験を楽しむ様子が印象的でした。
過去の参加者の中には、その後理学部へ進学し、学部時代から研究活動を始めた学生もいます。理学部では、同講座での体験が、参加者の次の一歩につながることを願っています。
▼テーマ(実施教員)
- あなた色に染める~染色してみよう~ (横川 由起子 講師)
- 動物の血液についての実験 (池永 隆徳 准教授)
- 水の分析身近な水には何が溶けている? (児玉谷 仁 准教授)
- コンピュータによる科学実験体験 (秦 浩起 准教授)
- 折り紙で作るかんたん分子模型 (加藤 太一郎 准教授)
- 図鑑で見る岩石・鉱物の顕微鏡観察 (礼満 ハフィーズ 准教授)
- おもちゃとリズムの科学 (秦 浩起 准教授)
- 光の実験-分けて混ぜて (秦 浩起 准教授)
- 桜の木で桜色に染めよう (鬼束 聡明 准教授)
- クレーンゲームで学ぶ物理学でUFOメカを工作するぞ (小山 佳一 教授)
- プランクトンのハウスを染めよう (小沼 健 准教授)
▼講座の様子