センター概要
センター長挨拶
橋本 文雄 センター長(総務担当理事・副学長)
国立大学が法人化されて20年目に入りました。令和5年度は第4期中期目標・中期計画期間の2年目となります。この間、国立大学法人鹿児島大学は様々な取り組みを行ってきましたが、その一つが「男女共同参画の推進」です。主な取り組み例をご紹介します。
平成21(2009)年9月1日:男女共同参画推進室を設置
平成22(2010)年1月21日:「鹿児島大学男女共同参画基本理念及び行動指針」を制定
理念「一人ひとりが伸びやかに、自分らしく輝くために」
平成23(2011)年9月8日:文部科学省科学技術人材育成費補助事業「女性研究者研究活動支援事業」に採択(平成23年度~平成25年度の3年度間)
平成24(2012)年4月1日:男女共同参画推進センターを設置
平成26(2014)年6月19日:鹿児島大学男女共同参画行動計画を明確化(平成26年度~令和2年度の7年度間)
令和2(2020)年9月30日:ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(先端型)「WiSH PLUS」事業に採択(令和2年度~令和7年度の6年度間)
令和2(2020)年12月17日:鹿児島大学男女共同参画行動計画を明確化(令和3年度~令和7年度の5年度間)
第5次男女共同参画基本計画が閣議決定されました(令和2年12月25日)。この計画に基づき、本学の男女共同参画行動計画をより明確化しました(男女共同参画社会基本法)。
女性が管理職として活躍できる雇用環境の整備を行うための行動計画を策定し、①教育職(研究職を含む)採用者に占める女性割合を30%以上とする、②指導的地位にあたる管理職に占める女性割合を20%以上とする、③上位職(教授・准教授)に占める女性教員比率を15%以上とする、④職業生活と家庭生活との両立支援となる事業を年1回以上実施する、の4つの数値目標を設定しました(女性活躍推進法)。
男女労働者間の格差を解消し、女性労働者についての措置に関する特例に準じ、女性の能力開発・能力発揮(エンパワーメント)を支援するため、(1)女性研究者増に向けたポジティブ・アクションを推進し、(2)女性一般事務職員等の昇任を促進し、仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)を重視した施策を推進するための環境を整備します(改正男女雇用機会均等法)。
職員が仕事と子育てを両立させることができ、その能力を十分に発揮できるよう、職員が働きやすい環境を整備するための行動計画を策定しています(改正次世代育成支援対策推進法)。
学長のリーダーシップの下、「一人ひとりが伸びやかに、自分らしく輝くために」の理念の下、職員が個性と能力を発揮できる鹿児島大学を実現できるよう一層、男女共同参画の取組を推進して参りますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
(令和5年8月)
基本理念
鹿児島大学男女共同参画基本理念(平成22 年 1 月 21 日制定)
シンボルマーク
2010年11月、男女共同参画推進センターのシンボルマークを制定しました。
【コンセプト】
男女共同参画推進室のシンボリックカラー・レッドオレンジを使って大地を表すとともに、男女共同参画の実現に必要な要素である地域や職場のサポートやネットワークを3つのサークルでイメージした。
それを土台にして芽生えた若葉に見立てた男女が相互に尊重し、思いやりや愛情(ハートマーク)をもって社会の中でそれぞれの能力や個性を活かし自分らしく生きる姿を表現した。
中央の○の黄色は新芽を表現し、新たな命(子)や男女共同参画のさらなる推進を意味する。
体制
行動計画
鹿児島大学男女共同参画行動計画
女性活躍推進法一般事業主行動計画/鹿児島大学行動計画
次世代育成支援行動計画
【参考】国立大学における男女共同参画推進についてーアクションプラン(2021年度~2025年度)ー(一般社団法人国立大学協会 教育・研究員会)