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「進取の精神グローバル人材育成プログラム(P-SEG)」講演会の開催

[記事掲載日:16.01.15]

鹿児島大学「進取の精神グローバル人材育成プログラム(P-SEG)」では、この度本学に国際協力専門家の杉山俊士氏をお招きして、特別講演会を開催します。

杉山氏は、開発途上国の現場で資源管理や復興支援プロシェクトの経験を積み上げられてきた水産分野の専門家です。グローバル人材育成の一環として、海外研修や短期留学を経験した学生が次のステップを模索し一歩を踏み出すのをサポートするため、国際協力についてお話を伺います。

講演会につづいて、途上国の現場で実際にプロジェクトを立案するための方法を体験するワークショップを企画しています。ワークショップは人数制限があるため、聴講のみになりますが、国際協力に関心のある皆様のご参加をお待ちしております。
 


 

【日時】 2016年1月23日(土)13:00-15:00(講演会)、15:15-17:00 (ワークショップ)
【場所】 鹿児島大学郡元キャンパス 農 獣医共通棟1階101講義室
【ゲスト・スピーカー】 国際協力機構(JICA) 国際協力専門員 杉山俊士氏
【講演タイトル】 魚が食べられなくなる日-共有資源管理の現状と課題-
【参加費】 無料
【お問い合わせ】国際連携推進センター 内線(3134)pseg2014@gmail.com

 


【杉山俊士氏プロフィール】
開発途上国における水産開発、特に水産資源管理を専門とする。青年海外協力隊員としてソロモン諸島で水産改良普及活動に従事したことをきっかけに国際協力に関心を持つ。英国ハル大学国際水産研究所(修士課程)への留学後、JICAジュニア専門員としてJICA本部での国内業務(水産無償や技術協力案件の各種調査等)に従事。その後、長期専門家としてマレーシアに赴任し、水産資源・海洋環境研究プロジェクトに携わる。帰国後、外務省JPOに採用され、FAOアジア太平洋地域事務所に派遣。FAO地域事務所では、水産統計改善支援や地域会議の事務局業務、地域機関との連携プロジェクト調整業務に従事する。2004年のスマトラ沖大地震・インド洋津波災害に際しては、現地調査・復興支援活動にも携わる。JPOの任期終了後、「責任ある漁業のための行動規範」を推進する国際プログラム(Fish Code)に水産専門官として採用され、FAO本部に勤務。各種調査、技術協力プロジェクト・地域ワークショップ等の立案・実施に従事した。中国における水産統計改善への技術支援も中核業務の一つであった。2008年より、国際協力専門員として、JICAが実施する各種事業の計画策定・実施・評価に関する技術支援を中心としたシニアアドバイザー業務に従事している。青年海外協力隊事務局の技術顧問・技術専門員も兼任

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