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新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「鹿児島大学修学支援事業基金」へのご協力について(再度のお願い)

[記事掲載日:20.06.01]

 日頃より、鹿児島大学の教育研究活動に格別のご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
 
 先日、新型コロナウイルス感染拡大の影響により生活要支援の状態にある学生を支援するため「鹿児島大学修学支援事業基金」へのご協力をお願いしたところ、学内外の多くの皆様にご協力いただき、深く感謝申し上げます。
 
 さて、本学では、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う「鹿児島大学学生緊急支援金」(第一次)を募集したところ、1,376人の学生から申請があり、審査の結果、1,294人の学生へ支援金を給付しました。なお、今回の第一次支援金では、本学卒業生の稲盛和夫氏(京セラ名誉会長)のご寄附により設置した「鹿児島大学稲盛和夫基金」を原資として給付を行ったところです。
 
 給付の目安としていた300人の4倍以上の申請があったことにより、想定以上に多くの本学学生が経済的に困窮していることが浮き彫りとなりました。また、緊急事態宣言が解除され、学生生活も少しずつ日常を取り戻しつつありますが、学生の被った経済的ダメージは大きく、今回の支援策だけでは十分とは言えないことから、現在、追加の支援策を検討しております。
 
 今後の支援策においては、上記の稲盛和夫基金に加え、皆様にご協力をいただいている修学支援事業基金も活用し、学生が安心して学業を継続するため、本学としてできる限りの支援を行いたいと考えております。
 
 学内教職員へ引き続き修学支援事業基金への協力を呼びかけておりますが、少しでも多くの学生を支援するため、同窓生や元教職員、その他の皆様にもご支援いただければ幸甚に存じます。
 
 出費多端な折に大変恐縮でございますが、何卒この趣旨にご賛同いただき、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 
 皆様のご健勝とご多幸、そして皆様の生活が一日も早く平常に戻りますよう祈念いたします。
 
令和2年6月1日    
国立大学法人鹿児島大学長
佐 野  輝
 

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■お問い合わせ先
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TEL 099-285-3101
FAX 099-285-7034
E-mail s-kikin@kuas.kagoshima-u.ac.jp