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新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「鹿児島大学修学支援事業基金」へのご寄附のお礼

[記事掲載日:20.09.25]

 日頃より、鹿児島大学の教育研究活動に格別のご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
 
 この度の新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方々、および、ご家族、関係者の皆様に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、罹患された方々には心よりお見舞い申し上げます。
 
 過日より、新型コロナウイルス感染拡大の影響により生活要支援の状態にある学生を支援するため「鹿児島大学修学支援事業基金」へのご協力をお願いしていたところ、学内外の多くの皆様にご協力いただき、深く感謝申し上げます。
 今回、緊急でのご寄附のお願いを5月11日から開始しましたところ、2ヶ月足らずで2,000万円を超えるご寄附を賜り、9月18日現在でご寄附の総額は2,500万円を超えております。
 これもひとえに、皆様の「コロナ渦で困難な状況にある学生を助けたい」という温かいお気持ちのおかげであると心より感謝しております。
 
 さて、本学では、独自の学生支援策として、新型コロナウイルス感染拡大の影響により大幅にアルバイト収入が減少した学生、又は家計が急変した世帯の学生など生活要支援の状態にある学生に対し、緊急支援措置として返済を要しない「鹿児島大学学生緊急支援金」の給付を行いました。
 まず、第一次支援として、緊急事態宣言などの影響により現に生活に困窮している学生を早急に支援するため、本学卒業生の稲盛和夫氏(京セラ名誉会長)のご寄附により設置した「鹿児島大学稲盛和夫基金」を原資として、1,294人の学生に対し総額約6,700万円の支援金を5月末までに給付しました。
 また、学生の被った経済的ダメージは大きく、第一次支援だけでは十分とは言えないことから、第二次支援として、鹿大「進取の精神」支援基金の枠組みの一つである「鹿児島大学修学支援事業基金」を活用して追加の支援を行うことを決定し、皆様から頂戴しました寄附金を原資として、387人の学生に対し総額約2,000万円の支援金を9月18日までに給付しました。
 
 このように、二次にわたり本学独自の学生支援策を実施することができましたのも、卒業生、保護者、地域住民、地元企業及び教職員など数多くの皆様からの温かいご支援のおかげでございます。ご寄附を賜りました皆様には感謝の念に堪えません。
 
 新型コロナウイルスの収束が見通せない中、本学の教育研究活動は、引き続きウィズコロナへの対応が余儀なくされます。財源に限りがある中ではございますが、今後も様々な形での支援策を検討して参ります。
 
 出費多端な折に大変恐縮でございますが、今後もご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 
 皆様のご健勝とご多幸、そして皆様の生活が一日も早く平常に戻りますよう祈念いたします。
 
令和2年9月25日      
国立大学法人鹿児島大学長
佐 野  輝
 

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■税制上の優遇措置
本学のご寄附に対しては、税制上の優遇措置(寄附金控除)が適用されます。特に本基金へのご寄附は、通常の「所得控除」に加え、小口寄附の減税額が大きくなる「税額控除」の方式も選択することができます。
 
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■お問い合わせ先
鹿児島大学 総務部総務課基金・渉外係
TEL 099-285-3101
FAX 099-285-7034
E-mail s-kikin@kuas.kagoshima-u.ac.jp