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鹿大生が町内会の活性化へ向けて提言-法政策論・行政法務論ゼミ(鹿児島市武地区)

[記事掲載日:18.01.25]

 法文学部法経社会学科の法政策論・行政法務論ゼミでは、ゼミ活動の一環として参加し、町内会の活性化に向け、若者と町内会との交流策について提言を行っています。今年度は、3年のゼミ生5名が参加しました。提言を行ったのは、鹿児島中央駅西口に近い武地区の町内会です。
 
提言の内容は、次のとおりです。
① 学生の町内会への加入促進を図るため、学生の会費を免除し経済的負担をなくする。
② 町内会に加入している学生が世代間交流、あるいは他大学の学生と交流できるような
  物理的スペースを設ける。
③ 武町内会には企業の代表者、県議会議員など地域社会で活躍している人が多く居住し
  ている。また、若者との出会いを求めている企業経営者も少なくない。
  そこで、就職活動の一環として人脈を広げたい学生のために、町内在住の企業経営者
  などとの交流の機会を設ける。
④ FacebookやTwitterなどの若者がよくアクセスするSNSを活用して町内会の情報を提供
  し、町内会活動に興味をもってもらう。
 
 なお、若者の目にとまりやすい情報提供の仕方等については、ゼミ生が引き続き町内会にアドバイスを行うことになりました。
 
 参加学生にとって、実際に当該地区に赴き、町内会の役員の方々と議論を交わしたことは、地域コミュ二ティを理解するための貴重な機会となりました。また、地域の活性化においては地域と若者との協働が必要であることを強く実感する場にもなりました。
 
 
(写真:1月23日に開催された最終回のワークショップの様子)
 

 

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