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医学部保健学科の学生が県内各地で公衆衛生看護学実習を行っています
[記事掲載日:19.06.12]
医学部保健学科では、例年、公衆衛生看護学実習を実施しています。これは、保健師の資格取得を目指す4年生の学生らが履修するもので、自分なりに地区診断(地域の基礎的情報や、保健活動に関する情報、地区踏査の情報を収集・分析し、地域の見立てを行うこと)を行いながら、実際に現地での体験を通して、地域の健康課題を捉え、地域住民や関係者とともに組織的解決をめざしていきます。5月20日~6月14日・6月17日~7月12日の2クールに分かれて各約1ヶ月間、40名の学生が県内各地の実習場所に赴き、実習に励んでいます。
実習の様子(脳卒中予防についての健康教育)
実習場所は、鹿児島県内の地域振興局ならびに市区町村です(南さつま市、指宿市、垂水市、錦江町、鹿児島市、龍郷町、大和村等)。学生らは数名ずつのグループに分かれ、それぞれの地域に赴き、役所を拠点に地域の社会施設(警察署や自動車学校、幼稚園等)や健康づくり活動の場等を訪れ、住民の声や想いに耳を傾け、健康な地域づくりとは何か、保健師の専門性とは何かについての洞察を深めていきます。
実習は、地域住民の皆さまをはじめ、多くの関係者のお力添えをいただきながら行っています。今年度は、初めて奄美群島でも実習を行っています。
実習の最終日には、学びの地域還元を目標にした「学生による現地報告会」を行います。報告会では、学生がつかみ取った「地域への愛」を共有し、語り合える、温かい場づくりを目指します。詳細は鹿児島大学保健師同好会ホームページ「しおさい」をあわせてご覧ください。
実習の様子(乳幼児の熱中症に関する健康教育)
実習の様子は、地元の新聞に掲載されました。
●南海日日新聞:鹿大学生が実習報告会 大和村
●奄美新聞:鹿大医学部実習生が報告会
【実習日程】
1. 5月20日~6月14日
<実習場所>
2. 6月17日~7月12日
<実習場所>
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