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鹿児島県高等学校長と鹿児島大学との教育懇話会を開催しました
[記事掲載日:19.07.23]
6月25日、鹿児島大学は鹿児島県高等学校長協会との共催により「令和元年度 鹿児島県高等学校長と鹿児島大学との教育懇話会」を開催しました。
この教育懇話会は、高等学校教育と大学教育との一層の連携を図るため、県内の高等学校長と本学の関係者が意見交換を行う場として毎年設けられており、今年度は、本学から47名、高等学校から57名、県教育委員会から1名の計105名が出席しました。
はじめに、本学の佐野 輝学長と県高等学校長協会の月野 功会長(鶴丸高等学校長)から挨拶があった後、「鹿児島大学からの情報提供」として、来年度より学科再編を予定している教育学部の上谷 順三郎学部長、理学部の岡村 浩昭学部長及び工学部の木下 英二学部長から、自学部の「改組計画」についてプレゼンテーションがあり、理学部長からは「JST女子中高生理系進路選択支援プログラム」の取組についても、併せて案内がありました。また、本学の太田 一郎学長補佐(高大接続・入試広報担当)から、令和2年度入試から始まる「自己推薦型入試」についてプレゼンテーションがあり、発表後は様々な質疑応答が交わされました。
引き続き懇談に入り、高等学校側から、新入試制度における外部英語検定試験の取扱い、調査書の取扱い等に関する事項が質問・要望事項として提案されるとともに、生徒の大学入学後のモチベーション等についても言及されました。
一方、本学側からは、推薦入試に関する質問事項が提案されるなど、双方から活発な意見交換が行われ、最後に本学の武隈教育担当理事から閉会の挨拶がありました。
さらに、教育懇話会終了後に情報交換会を開催し、打ち解けた雰囲気の中、より率直で忌憚のない意見交換や情報共有が行われ、盛況裡に終了しました。
その翌日には、県内高等学校長を対象とした本学郡元キャンパスの施設案内を実施しました。当日は稲盛アカデミー棟で大学紹介ビデオを上映後、附属図書館(貴重書「玉里文庫」)、総合研究博物館常設展示室及び農学部附属焼酎・発酵学教育研究センターを視察し、最後に中央食堂にて学食を体験いただく等、実際に本学の教育研究施設や所蔵する文化遺産、学生の学習環境等ご覧いただくことで、本学の教育研究へのご理解をより一層深めていただける契機となりました。
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情報交換会にて挨拶する月野 功会長
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