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必修科目「大学と地域」で佐野 輝 学長が講義しました

[記事掲載日:19.10.08]

 10月4日、初年次学生向けの全学必修科目「大学と地域」の後期第一回目の講師として、佐野 輝学長が「鹿児島学 事始め」と題して、就任後2回目となる講義を行いました。
 
 本科目「大学と地域」は、キャリア、リサーチ、グローバルの3つの教育プログラムからなる、地域活性の重要な戦力となる人材育成を目的とした地域人材育成プラットフォームのカリキュラムの起点となるもので、様々なテーマを切り口に、学生自身が模索しながら、論理的に解決し、大学生にとって意味のある授業を目指しています。
 
 今回の講義は、「大学と地域」が展開する7テーマのうち、「教育」「動物と畜産業」を選択している学生の講義室で行われ、その他の講義室には、インターネットを利用した授業収録・配信システムによって中継され、約900名の学生が同時に受講しました。
 
 佐野学長は、世界に誇る鹿児島の自然、産業、工芸等の技術の紹介、鹿児島の偉人たちの活躍など、鹿児島にまつわる沢山の歴史について紹介の後、東京に負けない決意で取り組んでいることやその取組内容について分かり易く説明されました。中でも、本年度から実施している、英国留学中の授業料及び生活費のすべてを支援する海外留学支援制度「UCL稲盛留学制度」、学生が自ら企画運営する地域貢献活動を支援するための「進取の精神チャレンジプログラム」等を紹介し、1年生からしっかり勉学に励み、本学の様々制度を大いに活用し、この南九州に基盤をおきながら、世界に羽ばたいて欲しいと熱く呼びかけました。
 
 講義後、学生から提出された受講カードには、「鹿児島出身で小学生の頃から鹿児島について学び、ある程度は知っているつもりだったが、鹿児島の歴史や自然は新しく知ることも多く、おもしろいと感じた。この授業は、私の地元を知る絶好の機会として活用したい。これから本格的に始まる大学と地域がとても楽しみになった。」、「せっかく鹿児島に来たので知識を深めていきたい。農業や畜産が最も発展していると思っていたが漁業や工業、教育までも日本を引っ張っていると知り誇らしくなった。これからもっと鹿児島を好きになろうと思う。」等のコメントがありました。
 
 「夢は大きく、でっかく」と学長の思いがこもった今回の講義は、学生にとって、今後の学習意欲を向上させる機会となりました。
 
 今後も「大学と地域」では、様々なフィールドで活躍する方を講師としてお招きする予定です。

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講義する佐野学長

 

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講義の様子

 

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受講生の質問に答える佐野学長