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「日本野球誕生125周年中馬庚先生記念試合」を開催 -東大野球部vs鹿大野球部-

[記事掲載日:20.03.19]

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中馬 庚先生像の前にて(クリックで拡大)
[青のユニフォームが東京大学硬式野球部の皆さん]
(写真:南日本新聞社 令和2年3月18日提供)
 
 
 
 3月6日、「日本野球誕生125周年中馬庚先生記念試合」として、東京大学硬式野球部と鹿児島大学硬式野球部の大学間交流試合を、新型コロナウイルス拡大感染予防のため、無観客にて鹿児島市鴨池市民球場において開催しました。
 
 この試合は、鹿児島市出身で尋常中学造士館(同校は明治34年の第七高等学校造士館、昭和21年の第七高等学校を経て現在の鹿児島大学に至る)に教諭として勤務された中馬 庚(ちゅうまん・かなえ)先生が、1895(明治28)年にベースボールを「野球」と翻訳し、1897(明治30)年に日本初の野球指導書「野球」を著されてから125周年を迎えた今年度、本学が創立70周年、中馬庚先生が選手・指導者として活躍された第一高等学校、東京帝国大学、後の東京大学運動会硬式野球部が創立100周年を迎えたことを記念し、中馬庚先生の像が建立されている鴨池市民球場において開催したものです。
 
 佐野 輝鹿児島大学長の始球式により試合が始まり、2回表に東京大学が1点を先制し、その後は両者互いにチャンスを作るもののなかなか点が奪えず、9回表に追加点を加えた東京大学が2対0で勝利しました。
 最優秀選手賞は東京大学の大音 周平選手、敢闘賞は鹿児島大学の帖佐 竜聖選手に授与されました。
 試合後は、中馬 庚先生像の前で両大学の選手同士が健闘をたたえあい、中馬 庚先生の功績を振り返りました。その後、鹿児島大学稲盛記念館において表彰式、昼食会を行い、東京大学と本学の野球部員にとってかけがえのない貴重な経験となりました。
 
 本試合の開催にあたっては、多くの皆様のご理解とご支援を賜り、深く感謝いたします。
 
 
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佐野 輝 鹿児島大学長による始球式
 
 
 
 
▼試合の様子
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