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【キャリア】「飛行操縦体験SKYCAMPプログラム」キックオフミーティングを開催

[記事掲載日:23.02.17]

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 2月13日、キャリア形成支援センターでは3期目となる「飛行体験SKYCAMPプログラム」(以下、SKYCAMP)に参加する学生8名、インターンシップ先の日本エアコミューター株式会社(以下、JAC)の皆様、フライト訓練を行う株式会社Japan General Aviation Service(以下、JGAS)の皆様をお招きしてキックオフミーティングを開催しました。

 冒頭、武隈 晃 教育担当理事から、今月20日からSKYCAMPに臨む学生に対して鹿児島大学上空をフライトすることを楽しみにしていること、またプログラムが実現したのは昨年8月に亡くなられた稲盛和夫名誉博士のお陰であることが改めて伝えられ、周囲に感謝の気持ちをもち、仲間と協力しながら12日間を過ごして欲しいと激励の言葉がありました。また、日本航空グループの機内誌SKYWARD2月号に本学と日本航空グループが取り組む"SKYCAMP"が掲載され、多方面から期待が寄せられているプログラムであることも紹介されました。

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(挨拶する武隈理事)


 次に、参加する8名の学生(法文学部2名、教育学部1名、工学部3名、農学部1名、理工学研究科1名)が、お世話になるJAC、JGASの皆様に向けて自己紹介があり、参加の意気込みの他に、事前講座を通じて調べてきた地域航空の役割や3期生チーム目標「3C」(Challenge、Change、Cooperate)が発表されました。

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(自己紹介する参加学生ら)


 続いて、12日間お世話になるJACからは、平岡乗員部長をはじめとする4名のパイロットの皆さん、窪園運航企画部長をはじめとする3名のサポートスタッフの皆さん、JGASからは座学やフライト訓練をご指導くださる増元操縦教官をはじめとする4名の皆さんからの自己紹介とともに学生に対してメッセージやSKYCAMP中の注意事項の説明がありました。また、フライト先のシンガポールから、Zoomでご参加されていた日本航空の星野機長・運航企画部担当部長からも学生にSKYCAMPの楽しさ、チームで協力すること必要性が伝えられました。

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(JACサポートスタッフ(左)とJGASスタッフ(右)の皆様)

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(JAC運行乗務員の皆様)

 会の最後には、枚田邦宏キャリア形成支援センター長から「操縦という未だ体験したことのない機会なので、不安や失敗は付きもの。支えてくださるJAC・JGASの皆さんに何でも質問して楽しみながら成長してきてほしい」と激励がありました。その後、SKYCAMP2期生も交えた質疑応答の時間では、SKYCAMPだけでなく、パイロットの仕事内容などを熱心に聞く様子が見受けられました。

 3期生としてSKYCAMPに臨む工学部の神鷹作弥さんは、「事前講座やキックオフミーティングを通して、他の参加メンバーがSKYCAMPを志望した理由やこれまでの学生生活も含めて、自分と同じ部分もあれば、違う部分もあることが分かりました。それぞれが持つ個性を知り、それをチームに活かして飛行機を飛ばすというひとつの目標に向かっていく12日間のSKYCAMPを全力で取り組みたいです。」と語ってくれました。また、法文学部の原田直也さんは「会って間もないメンバーですが、既にチームワークが高まっていて、今日のキックオフに向けてスライド作成する際にも、アイディアや提案を気付いたメンバーが発信し、受け取った誰かがすぐに取り入れて確認ができるようなチームに成長しています。短期間でもブラッシュアップができることに自分でも驚いていますが、コミュニケーション力やチームワーク力をSKYCAMP中も発揮し、12日間全員でやり遂げます」と意気込みを話してくれました。