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【キャリア】操縦飛行体験プログラム「SKYCAMP」開講式を開催

[記事掲載日:23.02.21]

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 2月20日、3期目となる操縦飛行体験プログラム「SKYCAMP」が始まりました。
 SKYCAMPは、鹿児島大学、日本航空株式会社、日本エアコミューター株式会社の3者が、連携協力協定に基づき地域に貢献する「地域密着型パイロット人財創出プログラム」として実施する超・実践型の"インターンシップ"です。
 3期目となる今年は、法文学部、教育学部、工学部、農学部、理工学研究科と多様な学部・研究科から選出された8名が参加します。これから2週間、鹿児島空港に隣接するフライトトレーニングセンターで、座学やフライトシミュレーターによる操縦訓練、実際の飛行機の操縦、航空会社内の様々な職種体験など、12日間のプログラムを受講します。

 開講式では、枚田邦宏キャリア形成支援センター長から、プログラムの開講にあたり関係者へのお礼とともに、8名のインターンシップ生へ「SKYCAMPは自分自身と向き合う期間でもあり、新たなことにも挑戦・吸収する成長の機会。2週間を通じて大きく成長してほしい」と激励の言葉を贈りました。
 その後、日本エアコミューター株式会社 冨田 史宣 運航担当取締役より「パイロットは様々な能力が必要とされますが、健康であることが一番。自分が万全でなければプロとは呼べない。我慢するのではなく、時に正直に自分の体調と向き合うことも必要です」、株式会社Japan General Aviation Service 冨永 政幸航空事業統括本部長より「皆さんはパイロットの職業体験を中心に行いますが、ここには航空に関わる様々な職種の人がいます。他の職種も理解して、どうやって飛行機が飛んでいるのかを体感してほしい」と、それぞれ学生にアドバイスをいただきました。

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(枚田キャリア形成支援センター長 挨拶)

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(JAC冨田運航担当取締役 挨拶)

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(JGAS 冨永 航空事業統括本部長 挨拶)


 また、式では、学生の自己紹介のほか、事前講座で作成した「地域航空の役割」の発表を行いました。学生達は、「日本エアコミューター株式会社の最大の特徴は、地域との深いつながりがあること、鹿児島を中心とした地域航空であり、生活・離島路線の維持や充実を担う重要なミッションを背負う企業であること。 SKYCAMPを通して見つけた様々な地域の課題や問題に対して、私たち鹿大生がどのようなアプローチができるのか、どのような解決策があるのかを見つけていく姿勢で臨みたい。また学生全員、操縦することは初めて。チームで協力して苦手を克服し、全員が無事に空を飛べるようになりたい」と気持ち新たに決意表明を行いました。
 このあと、早速、座学に入り、飛行機がなぜ飛ぶのか?という揚力の原理、操縦の基本を学びました。教育学部の今井健晟さんは、「わかると出来るは違うので、今日の座学を明日からのシミュレーターでも発揮できるように知識を定着させていきたい」、農学部の田島大輔さんは、「聞いたことがない理論を学ぶのは苦労するが、どこが分からないのかを抑えて、質問が出来るようにしたい」と意欲を語ってくれました。
 今年度のSKYCAMPは、3月4日まで実施される予定です。

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(インターンシップ生による発表と座学の様子)


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