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【キャリア】国立3大学合同オンライングループディスカッション講座を初開催

[記事掲載日:23.02.28]

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 2月17日、キャリア形成支援センターは、就活支援の一環として、静岡大学と香川大学の学生と合同でオンライングループディスカッション講座を行い、本学の学生も参加しました。初めての取り組みでしたが、コロナ禍により同世代の学生が学内だけでなく、他地域の学生との交流の機会が圧倒的に減少してしまったことや、就職活動がオンライン化してしまい、他の学生の様子を確認する機会が減少したことなど、多くの課題があることを各大学のキャリア支援に携わる教職員が危惧し、新たなキャリア支援の機会を創出するために開催しました。
 講座の冒頭、本講座の進行を務めた笹木映里氏(所属:株式会社ディスコ名古屋支社)から、昨今の選考動向やオンラインでのグループディスカッションについてのポイントの解説がありました。説明の中で、「実施先によっては、1回のグループディスカッションの時間を10分と短く設定している場合もあるが、そのような場合でも経験を積んでおくことで自信を持って選考に臨むことができる」とアドバイスがありました。

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 その後、学生は5つのブレイクアウトルームに分かれ、グループディスカッションを行いました。1回目のグループディスカッションでは、持ち時間内に発表のまとめまで終わらなかったグループもあり、苦戦している様子でしたが、その後のフィードバックの時間では、面接官役の講師から、一人ひとりに改善に向けた助言がありました。1回目のフィードバックを終えた学生たちは、メンバーを変え、さらに2回目のディスカッションに挑戦しました。2回目では、多くの学生が1回目の経験や助言を活かし、ほとんどのグループが時間内にまとめ、発表まで行うことができました。
 対面選考の場合は、グループ毎にホワイトボードや模造紙などが用意されることがありますが、オンライン選考の場合、メモ機能などを活用して、グループ内で画面共有することができます。しかし、参加したデバイス(タブレットやスマートフォンなど)によっては、ソフトやアプリをうまく活用できなかった学生もいたようです。日頃のオンライン授業とは異なることを体感した学生たちは、ディスカッションの内容だけでなく、受検環境や画面共有する際のソフトやアプリの活用ついても新たな学びになったようです。

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 参加学生のコメントには、「他大学の学生や面接官がルームにいることで、より本番に近いい形式で練習することができました。2回グループディスカッションに挑戦でき、フィードバックもしっかりもらえたので次に活かしたいです」、「他大学の学生との交流の時間があり、とてもよい刺激になりました。自分も就活を頑張ろうと思えました」などの声がありました。
キャリア支援センターでは、2月28日に卒業生による就職支援セミナー「鹿大卒若手OB・OGと本音で語ろう!」をオンライン開催します。鹿大卒業生が、就活のヒントやキャリアの考え方を本音でお伝えします。今後の学生生活にも役立つイベントになっていますので、学生の皆さんはぜひご参加ください。(詳細はこちら