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教職大学院生の小中学校における離島・へき地域実習

[記事掲載日:23.11.01]

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 教職大学院の学生18人(現職教員5人、学部卒大学院生13人)が、10月17日から20日にかけて、出水市(切通小、上場小、大川内中)と龍郷町(戸口小、秋名小、龍北中)で実習(重点領域実践実習Ⅰ・特別支援教育重点領域実践演習Ⅰ)を行いました。

 この実習は、授業等を通して、離島・へき地の地域での教育課題の発見と改善方策について、改善・提案することを目的としたものです。
 学生は5日間の実習を通して、それぞれの学校において、授業の参観や実践で複式指導等を学んだり、各学校の教員等による講話を通して離島・へき地の地域での教育的課題等について見識を深めたりする貴重な機会となりました。

 出水市立大川内中学校で実習を行った福田真平さんは「少人数での授業は今まで経験したことがなく戸惑いや不安があった。しかし、実習校の先生方の授業への取り組み方を見学したり、生徒と関わったりすることで多くの学びや気づきを得ることができた。」と振り返りました。
また、龍郷町立戸口小学校で実習を行った林幹太さんは「離島・へき地域の実習は、市内の学校しか経験のない私にとって、新鮮なものだった。複式・少人数のみならず、ICTの利用や、教員の在り方(同僚性の高さ)等において、見習うべき点が多くあった。今回の実習をもとに、通常学級の授業の中でも個別最適の授業を模索していきたい。」と振り返りました。



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出水市立大川内中学校での実習の様子



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龍郷町立戸口小学校での実習の様子