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「『ASAHIZA 人間は、どこへ行く』連続上映会+トーク・ディスカッション」を行いました

[記事掲載日:15.05.12]

 5月9日、鹿児島大学学術研究院法文教育学域法文学系中路武士研究室では、映画監督・美術家の藤井光さんと法文学部講義室において、「『ASAHIZA 人間は、どこへ行く』連続上映会+トーク・ディスカッション」を実施し、一般の地域の方々や学生・教職員約80名が参加しました。
 『ASAHIZA 人間は、どこへ行く』は、福島県南相馬の閉館した映画館をめぐる人々のドキュメンタリーです。映画上映後、中路武士准教授と藤井光さんの議論では、藤井光さんによって制作の経緯、撮影の方法論などが語られるとともに、中路准教授によって映画の多様な解釈が示されました。被災地と原発の問題を背景としながら、地域と映画の「記憶=アーカイブ」をめぐる議論は客席も交えて展開され、活発な質疑応答が行われました。参加者は1時間半にわたるトーク・ディスカッションを堪能しました。
 
 本事業は、科学研究費補助金「映画・映像メディアに関する地域ネットワーク型アーカイブ学の基盤形成」の一環として実施され、翌日の5月10日には薩摩川内市の川内まごころ文学館でも開催されました。
 
(写真上:左から、議論中の中路准教授、映画監督・美術家の藤井光さん)
(写真下:会場の様子)
 

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