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【グローバルセンター】オンラインシンポジウム「『COVID-19禍の世界』閉ざされる境、つながる技術、共に創る未来」を開催

[記事掲載日:21.03.18]

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 3月9日、グローバルセンターでは、大学の世界展開力強化事業オンラインシンポジウム「『COVID-19禍の世界』閉ざされる境、つながる技術、共に創る未来」(セッション2)を開催しました。
 
 本学では、大学の世界展開力強化事業で、米国9大学・アジア諸国9大学が三極連携で教育・学生交流を行う「米国から鹿児島、そしてアジアへ-多極化時代の三極連携プログラム」を文部科学省の支援を受けて進めており、本年度は、COVID-19禍により、海外派遣や受入が実施できませんでしたが、新たな協働学習の試みとして学生に学びの場を提供するとともに、COVID-19禍での同事業の活動報告、情報交換の場として開催されたものです。
 
 シンポジウムは、「閉ざされる境」「つながる技術」「共に創る未来」のいずれかのテーマで、Web上でビデオ発表とディスカッションを行うセッション1と、Web会議サービスZoomを利用して行うセッション2の二部立てで行われ、同事業の海外連携18大学、及び国内他大学の学生、教職員など国内外から約180名が参加登録しました。セッション2では、ゲストスピーカーとしてWHO西太平洋地域事務局の野崎 慎仁郎氏を特別講師としてお招きし、「WHO西太平洋地域のCOVID-19の状況とWHOの対応」と題して講演会を開催しました。
 
 また、後半には、大学の世界展開力強化事業の参加教員によるCOVID-19禍での同事業の報告がなされ、COIL(オンライン国際協働学習)等の可能性や問題点について意見交換を行いました。COVID-19禍での大学生活やCOILによる海外学生との学び、これらの経験を今後に活かす方法等について、学生の活発な発言もあり、「共に創る未来」の新たな国際協働学習の形について考える有意義な機会となりました。
 
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野崎 慎仁郎氏による講演の様子
 
 
 

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