【連合農学研究科】ソロプチスミスト鹿児島女性研究者賞を受賞!
[記事掲載日:22.12.21]
連合農学研究科食品機能科学塩崎研究室に所属する池田 麻美さん(博士課程3年)が、国際ソロプチミスト鹿児島女性研究者賞を受賞しました。この賞は、将来性のある研究をしている有能な女性を支援し、さらなる女性の躍進への足掛かりとなる機会を与えることを目的とした賞です。池田さんは、本学事務職員として勤務するとともに、退勤後の時間には研究者として不安や情動に関係する遺伝子を研究、ヒトの疾病に応用が期待される成果をあげたことが評価されました。
受賞を受け池田さんは、「名誉ある賞をいただき大変光栄に思う。私の受賞が、性別関係なく新しいことにチャレンジしたいという想いを持っている方の後押しに、また豊かなライフスタイルについて考えるきっかけになれば嬉しい」と喜びを語りました。
池田さんにとって、塩崎研究室は性別や年齢に係わらず平等でありつつも、女性の体力的な面に対しては理解とサポートのある環境だったと言います。「研究者の立場となって初めて、本学にはこのような素晴らしい環境があるのだと気づくことができた。社会においても、性別関係なく、自由に活躍できる環境がもっと広がっていってほしい」と話しました。
指導教員である塩崎 一弘准教授は「博士課程は成果が得られた人のみが評価される厳しい世界。そのような中で、毎晩遅くまで努力を積み重ねて成果を出し、よく頑張っていたと思う。今後もぜひ、研究者と事務職員の架け橋として、経験を活かせるような仕事を期待している」とコメントしました。
池田さん(右)と塩崎准教授(左)
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