かごんまの色(R)が採用されたモデルハウスがグッド・ペインティング・カラー最優秀賞を受賞
[記事掲載日:21.01.29]
鹿児島カラー“かごんまの色®”※1が採用された三井ホーム鹿児島モデルハウス 「LANGLEY(ラングレー)」
第23回グッド・ペインティング・カラー最優秀賞を受賞
牧野 暁世特任助教と共同研究開発
牧野 暁世特任助教(キャリア形成支援センター)と、三井ホーム鹿児島株式会社が共同研究開発した、鹿児島カラー「かごんまの色®」を採用した鹿児島モデルハウス「LANGLEY(ラングレー)」※2が、グッド・ペインティング・カラー委員会(構成団体:日塗工、日塗商、日塗装)主催の「第23回 グッド・ペインティング・カラー」内装部門において最優秀賞を受賞しました。

牧野 暁世特任助教(後列左から4番目)と関係者の皆様
受賞概要
物件名:三井ホーム鹿児島モデルハウス「LANGLEY(ラングレー)」
受賞内容:内装部門最優秀賞(鹿児島県初)
受賞作品について
「かごんまの色®」は、牧野 暁世特任助教が代表を務める「鹿児島大学 環境色彩学研究会」の研究成果です。
地方創生、人生100年時代と呼ばれる現代における、真の豊かな暮らしに資するため、本建物には「かごんまの色®」を用いたインテリア壁が採用されています。また、県産木材や伝統工芸品(大島紬・薩摩切子など)も採用し、鹿児島県の独自色が強く打ち出されています。
鹿児島の伝統・文化から生まれた「かごんまの色®」を現代の住まいに取り入れることで、地方創生に寄与するとともに地域に根ざしたユニークな取り組みであることが評価されました。
グッド・ペインティング・カラーとは
豊かで快適な生活環境づくりの一環として、塗装仕上げによる優れたカラープランニングの作品を公募し、優秀作品のカラープランナーを表彰する「環境色彩コンペティション」。
鹿児島モデルハウスで採用されたかごんまの色®のご紹介
※写真:三井ホーム提供(クリックで拡大)
1. かごんまの瑠璃色(るりかけすいろ)/1階リビングルーム
大空間リビング・ダイニングの壁には「かごんまの瑠璃色」を採用。深く美しい「かごんまの瑠璃色」の力で、壁自体がアートに。
この色は、天然記念物でもある県鳥「ルリカケス」の羽衣からいただいたもの。まさしくかけがえのない鹿児島県の宝。
キッズコーナーの一面には、優しさと可愛らしさが融合した「かごんまの薄橙(めごいろ)を採用。
「めご(目籠)」は目の詰まった美しい編み目の竹籠を指し、今でも衣食住に欠かせない地域の特産品。
長く使うことで変わっていく色に対する先人の物への愛情が感じられる。
3. かごんまの色® 展開色/2階ホール-アクセントウォール
2階ホールのアクセントウォールに隣接した和室の県産檜、石材と調和する「黄金壁」を採用。この色は、デザインの現場で開発したもの。モアレ塗装にする事でより華やかな「黄金壁」に。今後は、鹿児島大学の「かごんまの色®」の展開色として位置づけられる予定。
鹿児島県には日本一の金産出量を誇る「菱刈金山」、そして奇麗を表す地域の言葉、「きんごきんご」がある。
地域の誇りをいつまでも持っていて欲しいという祈りを込めた色。
【研究に関するお問い合わせ】
鹿児島大学キャリア形成支援センター 牧野
TEL:099-285-7053
MAIL:plus05[at]gm.kagoshima-u.ac.jp
TEL:099-285-7053
MAIL:plus05[at]gm.kagoshima-u.ac.jp
※メール送信の際は[at]を@に修正してください。
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