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学生が描く20年後の都市像とは?「かごしままちづくりビジョンfor2040」報告書が完成

[記事掲載日:21.06.08]

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 2020年10月~1月にかけて、法文学部及び工学部の4ゼミ・研究室 ※1 は合同で、鹿児島市の「第二次かごしま都市マスタープラン(骨子案)」について考える学生ワークショップを計4回実施しました。
 このほど、活動を総括する最終報告書を作成しました。
 
 このワークショップは、鹿児島市が2001年に策定した「かごしま都市マスタープラン」が2020年に目標年次を迎えたことから、新たな都市マスタープランの策定に向けて、若い世代の意見を取り入れるために市内6大学で開催されたもの。本学においては、法文学部と工学部の学生・大学院生らが学部の垣根を超えて参加し、1~3回目は学内でワークショップを、最終回となる4回目は鹿児島市役所で成果発表会を行いました。
 
●第3回目のワークショップの様子(2020.12.18)記事はこちら
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●第4回目(最終回、鹿児島市役所での発表会)の様子(2021.1.18)記事はこちら
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 約60ページに渡る報告書は、表紙イラストで「20年後のまちづくり」の具体的な施策案を表現。
 大学院理工学研究科2年の前 綜一郎さんが制作を手掛けました。
 
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報告書の表紙
冊子では、イラストが示す具体的な施策の解説を見ることができます。
 
 
 
 また、報告書には参加した学生によるコメントを掲載。「分野の壁を超えて意見を言い合えたことで、様々な考え方が新たに開拓された気がした」、「他学部と意見を出し合い、自分の知り得ない分野からの視点を知ることができた」、「若い世代が課題を見つけ、解決するため、多角的な視点で主体的に行動していくことが大切だと感じた」等、充実した取組であったことが伺える感想が寄せられています。
 報告書は本学インフォメーションセンターでご覧いただけます※2
 
 

※1:参加した研究室と教員の専門分野は以下のとおりです。
  • 工学部建築学科 小山研究室(小山 雄資准教授/都市計画)
  • 法文学部法経社会学科 石塚ゼミ(石塚 孔信教授/都市経済学)
  • 法文学部法経社会学科 宇那木ゼミ(宇那木 正寛教授/行政法)
  • 法文学部人文学科 小林ゼミ(小林 善仁准教授/人文地理学)

 

※2:2021年6月現在、インフォメーションセンター休館のため、現在は事務局棟1階の広報誌コーナーに移設しています。

 
●鹿児島市の「第二次かごしま都市マスタープラン(骨子案)」についてはこちら