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【キャリア形成支援センター】課題解決型インターンシップでの学生の提案が現実に

[記事掲載日:21.10.22]

 

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 キャリア形成支援センターは、地元企業・団体と連携し、学生が10日間をかけて地域の現実の課題に取り組み現場実習を体験する「課題解決型インターンシップ」を提供しています。

 そのうち9月にJA鹿児島県経済連と連携して実施したインターンシップ(詳細はこちら)にて、学生らの提案が高く評価され、インターンシップ終了後にも継続してご縁をいただくことで、この度提案の1つが実現されました。

 
 同インターンシップに参加したのは、阿部 由依香さん、鮎川 詩織さん、大窪 麗奈さん、鹿本 琴星さん、四元 愛桜さんの5名。JA鹿児島県経済連の直営レストラン「Zino(ジーノ)」の利用者満足度を高めるため、Web上でのリサーチや職員との意見交換を重ね、課題の本質やターゲット層を分析。最終日には、新たな層の顧客を獲得するためのアイデアを発表していました。
 
 
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インターンシップの様子。新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、オンラインにて実施。
 
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Zino様にて視察。
直接視察することでいいアイデアが生まれるのではないかと、対面の機会も設けていただきました。
 
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最終発表の様子。
 若い女性をターゲットとしたPR動画の絵コンテ「働く女性よ!肉を食え!!~女だって、酒が、肉が、大好きだ。~」、
同上の絵コンテ「鹿児島が生んだ地のものデザートで自分にご褒美を」、
ハロウィン限定のメニュー案「おばけオムライス」・「魔女の紫芋アイス」など、課題解決に向けたアイデアを提案しました。
 
 
 
 この最終発表を受け、Zino様にて実現したのが以下のハロウィン限定メニュー2品です。「魔女の紫芋アイス」は、学生らが考えたラフ画をもとに再現されました。
 2品どちらも、10月15日から10月31日まで、ディナータイムにて提供されています。
 
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ふわふわ卵がポイントの「おばけオムライス」
 
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魔女の帽子やキラキラの飾り飴など…目にも楽しい「魔女の紫芋アイス」
 
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Zino料理長の關 登様。学生らの提案について、
「学生のアイデアはとても良かった。若い人は発想が豊かで、自分達も勉強になる。」
とコメントくださいました。
 
 
 学生らは、「本当にイメージどおりに仕上げてもらってびっくり。皆さんに興味を持ってもらい、行ってみたいと思ってもらえたら嬉しい。」と喜びを語りました。
 
 インターンシップ生の企画実現に向けての動きはハロウィン限定メニューに留まらず、今後も引き続き、PR動画の制作などを通し、連携を深めていく予定です。
 10日間のインターンシップから繋がり発展する、学生らの今後の活躍が期待されます。ご協力いただいた関係者の皆様、ありがとうございました。
 
 

 
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(左から、鮎川さん、大窪さん、阿部さん)
3人のインターンシップについての感想をご紹介します。
 
 
 鮎川さん(法文学部3年):
始めはどうしたらいいか迷うこともありましたが、職員の方が打ち合わせの時間をこまめに取ってくださいました。打ち合わせを重ねるごとにだんだんと迷いがなくなっていき、無事提案をまとめることができました。
 
 大窪さん(法文学部3年):
自分の考えた企画が実現できるのは楽しく、達成感がありました。始まるまでは、10日間のインターンシップは長いかな、やりきれるかなという不安もありましたが、本当に参加してよかったです。これから作る予定の動画についても、楽しみながらチャレンジしたいと思います。
 
 阿部さん(法文学部3年):
コロナ禍で急遽オンラインでのインターンシップへと変更になり、心配もありましたが、メンバーで協力して作業することでチームワークの勉強になりました。「アイデアを形にする」という貴重な経験ができました。