トップページトピックス第6 回かごしまTech ミーティングを開催 「"冷凍刺身"が切り開く水産物の新たな販路」

第6 回かごしまTech ミーティングを開催 「"冷凍刺身"が切り開く水産物の新たな販路」

[記事掲載日:23.12.27]

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 南九州・南西諸島域イノベーションセンターは、12月21日に鹿児島市のクリエイティブ産業創出のハブ拠点「mark MEIZAN(マークメイザン)」にて、今年度第6回目の「かごしまTechミーティング」を開催しました。
同ミーティングは、鹿児島市と大学による産学連携や、大学が持つ先端技術を知る「きっかけづくり」のためのオープンな場を目指した事業です。

 今回は、水産学部 水産学科 助教 鈴木崇史先生をゲストスピーカに迎え、「"冷凍刺身"が切り開く水産物の新たな販路」というテーマで開催しました。 冷凍技術を用いた地場資源の活用について、岩手県の企業と取り組んでいるビジネスモデルを中心に、水産物の生産や流通、加工から消費に至るまで、実態に合わせた一連の流れ、その中での水産物の産地や流通の現場で直面する問題・課題について、講演頂きました。
 参加企業は、10社11名(卸売業、水産業関係、製造業、総合商社、サービス業等々)で、皆様からは、冷凍刺身の製造技術に関しての意見や質疑、今後の水産業や行政との連携等へのご提案等、多岐にわたり活発な意見交換がなされ、有意義なミーティングとなりました。
 今回のテーマは、「農林水産物の輸出促進研究開発プラットフォーム」との連携事業であることから、事務局のOPACK 本田部長、田代様、九大の房先生にもご参加いただきました。

 鹿児島大学南九州・南西諸島域イノベーションセンターは、地域に産学の出会いの場を創り、事業者と研究者をつなぐために、研究シーズや研究者情報の提供や交流の促進を図っています。

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(発表の様子)



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(会場の様子)



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