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鹿児島大学『鹿大「進取の精神」支援基金』支援会

2015(平成27)年12月、鹿児島大学の『鹿大「進取の精神」支援基金』の拡充について支援することを目的として支援会が設立されました。この支援会は、鹿児島県内の経済関係5団体、医療関係5団体、農水産業関係2団体、金融関係1団体、同窓会連合会の14 団体の長により構成されており、本基金の募金活動をご支援いただいております。
 

 
鹿児島大学『鹿大「進取の精神」支援基金』募金趣意書
 
 鹿児島大学は、新制国立鹿児島大学として創設されて以来、これまでに約10万名の人材を輩出し、広く社会の発展に貢献してこられました。また、現在「学問の自由と多様性を堅持しつつ、自主自律と進取の精神を尊重して、地域とともに社会の発展に貢献する」という基本理念のもと、グローバル人材やそれぞれの地域に貢献する人材の育成に取り組まれております。
 鹿児島大学の運営は、平成16年4月の国立大学法人化に伴い、国からの運営費交付金及び学生納付金の他に、助成金や寄附金等の自主財源を確保して運営しなければならなくなり、さらに平成25年度に国から国立大学改革プランが示され、今後、大学の生き残りをかけた大学改革の取り組みを求められております。
 このことは、鹿児島大学が一つの法人組織として、経営の自主性と社会的評価の獲得をもって運営されることが求められており、これまでの日本一を目指す大学のあり方に加えて、地域の国立大学法人として、地域からの期待にもスピード感をもって応えていくことが求められております。
 鹿児島大学においては、これらを見据えた大学機能強化の実現に向けて、次の取り組みが進められております。
 
  1. 就学環境の改善を行うと共に、社会の変革と発展にリーダーシップを発揮できる人材の養成
  2. 地域の課題を解決する研究等の活動を展開するとともに、基礎研究を重視しつつ、社会の発展につながる応用研究を推進し、世界的研究成果やイノベーションの創出
  3. 地域再生の核となる大学作りに努め、大学の地域貢献の在り方として地域で活躍するグローバル人材の養成、大学のシーズや資源の地域への活用、社会人教育や生涯学習の提供
  4. 開かれた大学として社会への積極的な情報発信を行うと共に、戦略的で透明性のある大学運営
 
 鹿児島大学が、これらの取り組みにより地域から期待される大学となるためには、大学独自の資金を持つことが重要であり、本年4月に『鹿大「進取の精神」支援基金』が創設されております。この基金は、学生の海外派遣や留学生受入支援、若手研究者の育成に活用され、将来、鹿児島の地域で活躍するグローバル人材の育成を主な目的とされております。
 私どもも、鹿児島の持続可能な経済的成長を図るため、地域活性化の中核的拠点である鹿児島大学が、地域の人材育成における中核的存在としてリーダーシップを発揮できるよう基金の拡充について支援してまいりたいと存じます。
 何とぞ、本会の趣旨にご賛同頂きますとともに、絶大なるお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
 
平成27年12月                   
鹿児島大学『鹿大「進取の精神」支援基金』支援会  
会長 岩崎 芳太郎 鹿児島県商工会議所連合会会長
 
 
支援会役員等(設立時)
名誉顧問 稲盛 和夫  京セラ株式会社名誉会長
顧問   三反園 訓  鹿児島県知事
顧問   森 博幸   鹿児島市長
会長   岩崎 芳太郞 鹿児島県商工会議所連合会会長
副会長  永田 文治  鹿児島経済同友会特別幹事
副会長  池田 琢哉  公益社団法人鹿児島県医師会会長
副会長  山野 徹   鹿児島県農業協同組合中央会会長
副会長  江口 正純  鹿児島大学同窓会連合会会長
理事   津曲 貞利  鹿児島経済同友会代表幹事
理事   諏訪 健筰  鹿児島県経営者協会会長
理事   小正 芳史  鹿児島県中小企業団体中央会会長
理事   森 義久   鹿児島県商工会連合会会長
理事   上村 基宏  一般社団法人鹿児島県銀行協会会長
理事   伊地知 博史 公益社団法人鹿児島県歯科医師会会長
理事   上野 泰弘  公益社団法人鹿児島県薬剤師会会長
理事   田畑 千穂子 公益社団法人鹿児島県看護協会会長
理事   栫 哲郎   公益社団法人鹿児島県獣医師会会長
理事   野村 義也  鹿児島県漁業協同組合連合会代表理事会長