キャリア形成支援

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理事(教育担当)ごあいさつ

[記事掲載日:22.03.30]

 日ごろより鹿児島大学の学部卒業生、大学院修了生の就職につきましてご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

 鹿児島大学の起源は1773年創設の藩学造士館に遡りますが、明治の時代(1901年)に設立された第七高等学校造士館をはじめ各種の専門学校や師範学校等を統合し、昭和24(1949)年に新制国立鹿児島大学が発足しました。令和元年には創立70周年の節目を迎え、この間11万人に及ぶ卒業・修了者を輩出しています。

 鹿児島は独自の歴史と豊かな伝統を有し、わが国の変革と近代化を推進する過程において、困難に果敢に挑戦する人材を多く輩出してきました。鹿児島大学はその伝統と精神を受け継ぎ、「進取の気風」あふれる総合大学を目指して教育・研究および社会貢献に取り組んでいます。

 大学のこれらの使命を果たすため、9学部、9大学院研究科における教育・研究の充実はもとより、平成29年設立の「総合教育機構」が全学に跨る教育を所掌し、全ての鹿児島大学生を対象とした「共通教育」の実質化と高度化を図るべく、全学部と協働して「学士の質保証と地域人材の育成(地域人材育成プラットフォーム等)」に取り組んでいます。同機構は、「高等教育研究開発センター」、「共通教育センター」、「アドミッションセンター」、「グローバルセンター」からなり、令和2年4月には学生のキャリア形成支援に焦点化した5番目のセンター「キャリア形成支援センター」を発足しました。令和3年5月、同センターが年間を通して実施する、全学年の学生を対象とした「課題解決型インターンシップ」が、「第4回学生が選ぶインターンシップアワード(同実行委員会主催、経済産業省・文部科学省・マイナビ等後援)」において文部科学大臣賞を受賞しました。 

 全国の国立大学法人は令和4年度より第4期中期目標・中期計画(~令和9年度)に入ります。鹿児島大学は引き続き「南九州から世界に羽ばたくグローカル教育研究拠点・鹿児島大学」を目指しアカデミアの使命を果たしていきます。

 令和2年以降のコロナ禍は未だ収束の見通しを持つことが出来ず、学生の大学生活、学修、就職活動にダメージを与えました。遠隔(オンライン)授業と対面授業を組み合わせた「ハイブリッド(ハイフレックス)授業」は令和4年も続きます。オンライン化はコロナ渦の産物ではありますが、国内・国外を問わず地理的・時間的障壁を低減し大学における新たな教育・研究や地域貢献の可能性も拓きました。こうした中で、学生のキャリア形成の核となるインターンシップと就職活動はオンラインでの実施に転換したものも多くなっています。学生は数々の制約を受けながらも自らのキャリア形成に向けて努力を重ねています。

 何卒、こうした学生・大学院生の状況につきましてご理解の上、かかる教育環境において「進取の精神」の涵養叶った学生の就職につきまして、なお一層のお力添えを賜りますようお願い申しあげます。