一般社団法人日本建築学会九州支部では、自然災害に関する正しい知識、情報の普及と防災対策促進を目的に、市民や地方公共団体職員等を対象にした災害フォーラムを開催してきました。今回、多くの台風被害を経験し、鹿児島湾直下地震や日向灘地震等の発生が想定されている鹿児島市で、東日本大震災の教訓を踏まえ、鹿児島大学との連携を通じて、震災、津波と強風災害、さらに鹿児島地方の特徴的な自然災害に位置づけられる火山災害や土砂災害の実状とその備えについて同時に解説を行います。また、「都市防災」を専門とする講師を招き、総合的な視点からの地方都市の災害対策のあり方についても討論します。
日時:11月30日(金) 13:00~17:00
会場:鹿児島大学 稲盛会館
入場:無料(申し込み不要)
プログラム:
13:00-13:10 主旨説明 日高 圭一郎(九州産業大学・九州支部災害委員会委員長)
13:10-14:10 1.特別講演 東日本大震災から学ぶこと
池田 浩敬 (富士常葉大学・社会災害研究センター長)
14:10-14:35 2.鹿児島地域の震災と備え(耐震改修・補強等)
塩屋 晋一(鹿大・理工学研究科(建築)・教授)
14:35-15:00 3.鹿児島地域の津波災害と備え
浅野 敏之(鹿大・理工学研究科(海土)・教授)
15:00-15:10 休憩
15:10-15:35 4.鹿児島地域の火山災害の実状と備え
小林 哲夫(鹿大・地域防災教育研究センター長)
15:35-16:00 5.鹿児島地域の土砂災害と備え
地頭薗 隆(鹿大・農学部・准教授)
16:00-16:25 6.鹿児島地域の強風災害の実状と備え
友清 衣利子(九州大学・人間環境学研究院・助教)
16:25-16:50 総合討論
16:50-17:00 閉会の挨拶 前田 潤滋(九州大学・人間環境学研究院・教授)
主催:鹿児島大学建築学科、日本建築学会九州支部、日本風工学会,日本建築学会九州支部災害委員会、日本建築学会鹿児島支所
共催:鹿児島大学地域防災教育研究センター
【本件問い合わせ先】
鹿児島大学大学院理工学研究科建築学専攻 境野健太郎
FAX : (099)285-8301
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