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「秋夕(チュソク)の夕べ」開催のお知らせ

[13.09.19]

 
◆秋夕の夕べ◆
 
日時:2013年10月10日(木) 18:00~(17時30分開場) ※入場無料
場所:鹿児島大学国際島嶼教育研究センター会議室(郡元キャンパス 総合研究棟5F)
主催:鹿児島大学法文学部人文学科
共催:鹿児島大学国際島嶼教育研究センター
お問い合わせ:法文学部人文学科 教授  梁川英俊
          TEL/FAX 099-285-8891
          E-mail  yanagawa@leh.kagoshima-u.ac.jp
 
         
   秋夕(チュソク)は、韓国の秋を彩る一大イベントです。
 韓国の名節中最も重要とされるこの秋夕は、旧暦8月15日に当たり、もともと豊かな収穫を先祖に感謝し、皆で収穫物を分け合うという行事でした。
 現在も一族が集って先祖の墓参りをしたり、一緒にご馳走を食べたりします。韓国ではこの秋夕の前後は一日ずつ休日となり、三連休となります。人々は伝統衣装で着飾って街を歩き、伝統文化のイベントも数多く開催されます。
 その雰囲気をぜひ日本でも味わってみたいと、鹿児島大学国際島嶼教育研究センターに外国人客員研究員として滞在中の杖鼓(チャング)の名手・李允先先生にお願いして、レクチャーコンサートを企画しました。先生と一緒に演奏・解説して下さるのは、韓国の代表的な伽倻琴(カヤグム)奏者・崔珍先生です。
 今年の秋夕は9月19日でしたから、多少遅れてはおりますが、二人の名手による韓国の伝統音楽に浸って初秋の一夕を過ごしてみませんか?
 
 
【出演者プロフィール】
 
崔(チェ) 珍(ジン) (Choe Jin)
 国立韓国教員大学校音楽教育科教授。伽倻琴アンサンブル「パンオルリム(The #)」代表。音楽学博士(梨花女子大学)。国家指定重要無形文化財第23号の伽倻琴散調および竝唱を修める。 
 KBS主催ソウル国楽大競演大会弦楽部門で金賞を受賞。東亜コンクール一般部弦楽部門金賞、金海全国国楽競演大会大統領賞など多数の受賞歴がある。伝統音楽と現代音楽を融合させた独自の音楽世界の創造を目指す一方、後進の指導にも力を入れている。
 これまでに30回に及ぶ独奏会を催し、主なCDには『崔珍の17弦伽倻琴の物語 "草葉"』、『3日間の若い音楽会実況』、『Remember the moment forever in my heart』、『崔珍の伽倻琴』などがある。
 
李(イ) 允先(ユンソン) (Lee, YoonSun)
 国立木浦大学校HK教授。鹿児島大学国際島嶼教育研究センター外国人客員研究員。文学博士。協同組合法人「Sullae School」理事長(韓国)。東亜細亜および太平洋の島嶼地域を主なフィールドとし、民族芸術および生態民俗学を研究する。 
 全国鼓法大会(全州)名鼓部で大賞を受賞。珍島郡立民族芸術団で初代および第2代演出団長を務めた。珍島民族芸術の企画・演出をはじめ、北朝鮮の平壤および白頭山、米国カーネギー・ホールなど国内外における200回に及ぶ伝統公演を企画・演出した。
 『南道民族音楽の世界』(2013, 大韓民国学術院優秀学術図書)、『島嶼海洋民族と文化コンテンツ』(2007, 大韓民国学術院優秀学術図書)など約20冊の図書と約50編の論文がある。

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