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第1回鹿児島がんフォーラム -がんに対する革新医薬の開発と実用化を目指して-

[13.11.25]

  医歯学総合研究科は、一般社団法人中外Oncology学術振興会議と共催で「第1回 鹿児島がんフォーラム-がんに対する革新医薬の開発と実用化を目指して」を開催します。
 がんの制圧に繋がる独創的な研究開発と、その成果の実用化に向けた医師主導治験の推進は、国民福祉の向上のみならず、我が国の成長戦略の重点項目とし て、政府の最重要課題となっています。医歯学総合研究科にとってもその基盤整備は必須であり、そのためにはがんの先端研究に対する理解はもとより、他機関 とのネットワークや産業界との連携の構築、また急速に変化しているレギュレーションへの理解と対応が必要であると思われます。そこで、今回、オリジナルな 基礎研究開発の成果に基づいて、がんに対する革新医薬を医師主導治験として推進されている大阪大学目加田教授、革新医薬のレギュラトリーサイエンスや治験 審査にも携わって来られた北海道大学荒戸教授のお二人をお招きし、学内でこの分野を推進している3名の研究者とともにシンポジウムを開催することになりま した。

    このシンポジウムは、がんに対する「本邦・本学発」の革新医薬の医師主導治験の意義と、その実施に必要な基盤整備の必要性を理解することで、今後の 医歯学総合研究科と大学病院におけるがん研究の推進と発展に繋がることを目的としています。
 関心のある方はどなたでも参加できます。

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PDF版はこちら (621KB)

【日時】 平成25年11月30日(土) 15:00~

【場所】 鹿児島大学医学部鶴陵会館 ウイリアム・ウイリスホール (鹿児島市桜ヶ丘8-35-1)

 
【内容】

講演1:マイクロRNAを用いた膀胱癌の新たな診断法・治療法の開発
      中川 昌之(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 泌尿器科学分野 教授)

講演2:悪性骨腫瘍への新たな治療戦略
      小宮 節郎(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 整形外科学分野 教授)

講演3:癌を標的治療する増殖型アデノウイルスの独自技術開発と臨床応用への展望
      小戝 健一郎(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 遺伝子治療・再生医学分野 教授)

 

特別講演1:HB-EGFを分子標的とする抗癌剤の開発
        目加田 英輔(大阪大学微生物病研究所 所長/細胞機能分野 教授)

特別講演2:がんに対するバイオロジクスの規制と現状-モノクローナル抗体と遺伝子治療-
        荒戸 照世(北海道大学大学院医学研究科 連携研究センター レギュラトリーサイエンス部門 教授)

   

【お問い合わせ】

鹿児島大学医歯学総合研究科等総務課庶務係
 電 話:099-275-6015
 FAX:099-275-6019
 E-mail:syomu@m3.kufm.kagoshima-u.ac.jp