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第145回 国際島嶼教育研究センター研究会の開催について

[13.12.25]

 

「第145回 国際島嶼教育研究センター研究会」を下記のとおり開催いたします。

どなたでも参加できます。皆様方多数のご参加をよろしくお願いいたします。

 

               記

 

【日時】 2014年1月20日(月) 16:30~

【会場】 総合教育研究棟5階 国際島嶼教育研究センター会議室

【講師】 佐藤宏之(鹿児島大学教育学部)

【演題】 「ある藩士の島流しー八丈島を事例にー」

 

【要旨】
   延宝7年(1679)正月、越後高田藩において家老小栗美作と反美作派の永見大蔵の対立に藩主松平光長の継嗣問題が絡んで紛争が激化(いわゆる越後騒動)。この騒動は幕府重職間の対立も絡んで長期化したが、延宝9年6月、5代将軍徳川綱吉の親裁により小栗父子の切腹、永見以下の遠島・配流、松平光長の改易など一連の処罰が決定する。
   本報告で扱う「ある藩士」とは越後騒動の主役のひとりである永見大蔵のことである。永見は綱吉の親裁によって八丈島に遠島を申し付けられる。
   本報告では遠島にかかる、幕府・藩・預け人を取り巻く環境や相互の関係性に迫り遠島が意味するものを考えてみたい。                                           

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※PDF版はこちら(137KB)