総合研究博物館では、第27回市民講座「現代によみがえる130万年前の種子島の生き物たち」を下記のとおり開催いたします。
鹿児島会場では大塚裕之(鹿児島大学名誉教授)氏、種子島会場では、大塚氏ならびに藪本美孝(北九州市立自然史・歴史博物館)氏のお二人を招いて、西之表市住吉形之山で130万年前の地層から発掘されたアマミイシカワガエル、台湾の標高千メートルを越える山地にのみ自生するタイワンブナやタワンスギ、ランダイスギ、我が国ではまれな、保存の良い多数の魚類など、貴重な化石を紹介していただきます。
また、形之山ではじめて記載されたタネガシマニシンの再発見とその研究、日本産魚類化石の中での形之山産魚類化石の位置づけ、そして他種多少な動植物化石から読み取れる当時の種子島が置かれていた環境についてお話をうかがいます。
入場は無料です。
【日時・場所】
1.鹿児島会場:9月14日(日)14:00~15:30
場 所:鹿児島市中央公民館3階会議室
定員48名、先着順
講 師:大塚裕之(鹿児島大学名誉教授)
2.種子島会場:平成26年10月4日(土)13:00~15:00
場 所:種子島開発総合センター「鉄砲館」(西之表市)
講 師:大塚裕之(鹿児島大学名誉教授)
藪本美孝(北九州市立自然史・歴史博物館)
【演題】
大塚裕之「現代によみがえる130万年前の種子島の生き物たち」
藪本美孝「タネガシマニシンと形之山の魚類化石について」
【本件お問い合わせ】鹿児島大学総合研究博物館
電 話:099-285-8141
FAX:099-285-7267
|