第138回 国際島嶼教育研究センター研究会開催について
[13.04.22]
第138回 国際島嶼教育研究センター研究会 (現代自然哲学研究会との共催)を下記のとおり開催いたします。
皆様方多数のご参加をよろしくお願いいたします。
記
【会場】鹿児島大学法文学部101号教室
【日時】5月11日(土)午後2時30分~
【参加費】無料
【講師】ステファヌ・ナドー
小児精神科医(ヴィル・エドヴァルド病院)
【タイトル】フェリックス・ガタリのエコゾフィーと現代哲学
【要旨】
フェリックス・ガタリ(1930-1992)は、精神分析、社会運動、政治思想など多彩な分野で活躍した20世紀後半の思想家です。
2011年のフクシマ原発事故以後、ガタリのエコロジー思想を国際的に再評価する動きが高まっています。精神・社会・自然を
互いに切り離すことのできない「エコロジー」として捉え直し、それら包括的に捉える知のあり方(エコゾフィー)を追求したガタリの
思想は、現代世界のあり方を考えるうえで重要な指針を与えるものです。今回の発表では、そのようなガタリの思想の解読をつう
じて、エコロジー問題に対する現代哲学の果たすべき役割とその方向性について議論をしたいと思います。
【お問い合わせ】
TEL : 099-285-8910 (鹿児島大学法文学部:近藤和敬)
E-mail : kondo@leh.kagoshima-u.ac.jp