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「市場価値の高い養殖魚に関するシンポジウム2013」開催のお知らせ

[13.09.09]

 

市場価値の高い養殖魚に関するシンポジウム2013
High Value Aquaculture Finfish Symposium in 2013
 
               記
 
日時:平成25年10月15日(火)~17日(木)
場所:鹿児島アリーナ(10月15日、16日)鹿児島大学稲盛会館(10月17日)
主催:世界養殖学会アジア太平洋支部
共催:全国すし連合会、鹿児島大学水産学部、日本水産増殖学会 ほか
 
 
【シンポジウム趣旨及び概要】
 日本の養殖技術は、世界で最も先端的なものとの認識がある一方で、その世界普及に関してはまだ不十分であり、日本の養殖技術紹介に関する海外からの要望も多いのも事実です。同時に世界各国での養殖業の発展は、急速に推進されており、高度な技術開発も望まれています。特に、世界各国の生活水準の上昇および健康志向への関心に伴い、安心・安全を目指した価値の高い養殖魚に対する注目も大きくなってきています。
 
 1972年に創立された世界養殖学会は会員3000名を越える世界最大規模の養殖関連学会です。この組織にはいくつかの地域組織が設立されており、アジア太平洋支部はその一つです。従来日本支部が存在しましたが、組織見直しの結果、日本支部はアジア太平洋支部内に統合されました。そこで、今回、新たなアジア太平洋支部の再編成を記念して、養殖業が盛んな鹿児島で日本の養殖技術を含めた世界的に市場価値の高い魚種を対象にその最新情報の提供および意見交換を目的とした国際シンポジウムを開催するに至りました。
 同時に、本シンポジウム開催期間中に「全国寿司連合鹿児島大会」が開催されます。そこで、本シンポジウムを海外からの参加者に対する日本の伝統的寿司文化を紹介する絶好の機会ととらえ、大会に合わせて養殖魚の現状・将来、流通、および寿司の作り方、味わい方などに関するワークショップを開催します。
 このイベントを通して、養殖魚の世界的啓発を促進し、水産物の世界的消費の向上、寿司文化の世界的普及あるいはこれらに関連するビジネスチャンスの拡大、さらには養殖魚の寿司素材としての利用性向上が図られることが大いに期待できます。

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※画像はクリックすると拡大表示されます。

※PDF版はこちら(510KB)

開催挨拶(PDF:122KB)

Announcement(PDF:110KB)