第143回国際島嶼教育研究センター研究会の開催について
[13.11.14]
「第143回 国際島嶼教育研究センター研究会」を下記のとおり開催いたします。
皆様方多数のご参加をよろしくお願いいたします。
記
【日時】11月25日 (月) 午後4時半~
【会場】総合教育研究棟5 階 国際島嶼教育研究センター会議室
【講師】仲谷英夫(鹿児島大学理学部)
【演題】「中生代以降の九州から南西諸島の脊椎動物化石」
【要旨】
九州・南西諸島で最古の脊椎化石は1894年に報告された長崎県の古第三紀哺乳類の足痕化石である。
その後、120年近くの間に哺乳類だけでなく、恐竜をはじめとする爬虫類や鳥類などの化石が多数発見され、そ
の時代は中生代の白亜紀から新生代の第四紀にわたっている。
本地域で最も古い脊椎動物化石は福岡県の前期白亜紀(約1億3000万年前)の肉食恐竜化石である。中生代
白亜紀から新生代新第三紀の前半までの本地域はアジア大陸の一部やその沿岸にあり、大陸と共通性の高い恐
竜や哺乳類の化石がほとんどである。その後、新第三紀の中期中新世(約1500万年前)に なると、日本列島がア
ジア大陸から分離し、島嶼独自の進化がおこり、また、氷河期による海水準変動によりアジア大陸とつながるなど
の過程を経て、現在の脊椎動物相が成立した。
※ 研究会に引き続き懇親会(会費2,000円)を予定しております。 準備の都合上、事前のお申し込みが必要です。
お手数ですが、右記の出欠票より、11月21日(木)までに出欠をお知らせくださるようよろしくお願いいたします。
【お問い合わせ】 鹿児島大学国際島嶼教育研究センター
TEL:099-285-7394
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※画像はクリックすると拡大表示されます。 ※PDF版はこちら(139KB) ※懇親会出欠票(Word:82KB) |