受託研究
大学において外部から委託を受けて公務として行う研究で、これに要する経費を委託者が負担するものです。当該研究が大学の教育研究上有意義であり、本来の教育研究に支障を生じる恐れがないと認められる場合に限り行うことができます。
受託研究契約の手続き
受託研究の受入れ手続きは、次のフロー図によってご確認ください。
受託研究経費について
委託者が負担する経費は、当該研究遂行に直接必要な経費「直接経費」および当該研究遂行に関連し直接経費以外に必要となる経費「間接経費(研究管理経費)」の合計額です。
間接経費(研究管理経費)は直接経費の30%に相当する額とします。
間接経費(研究管理経費)とは
謝金、旅費、研究支援者等の人件費(専従者)、設備費、消耗品費、機器や実験室の光熱水費等の研究遂行上必要な経費(直接経費)以外で、間接的に必要となる経費のことです。
間接経費(研究管理経費)の主な使途
鹿児島大学は、競争的資金の獲得や外部との連携を推進し、各分野の教育研究を一層進展・充実させるため、大学の管理等に必要な経費に間接経費を充当し、競争的資金を獲得した研究者等の研究開発環境の改善や、大学全体の機能の向上・改善に使用します。
- 研究開発環境の改善
研究設備整備、電子ジャーナル
- 産学官連携活動支援
研究シーズ発掘、研究成果展開に関すること
特許出願(先行技術調査を含む)に関すること
知的財産活用(技術移転を含む)に関すること
競争的資金等外部資金獲得に必要な支援に関すること
- その他大学全体の機能向上・改善のための全学的な取組みとして学長が認めるもの
共同研究等の費用負担適正化のため、令和6年度から知の対価「学術貢献費」と「戦略的産学連携経費」を算定できることになりました。