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鹿児島大学オープンアクセスポリシー

鹿児島大学オープンアクセスポリシー

令和7年2月20日
教育研究評議会決定

(目的)
 鹿児島大学(以下「本学」という。)は、鹿児島大学憲章に基づき、「学問の自由と多様性を堅持しつつ、自主自律と進取の精神を尊重し、地域とともに社会の発展に貢献する総合大学」として、「地域の要請に応える研究を展開するとともに、普遍性を求める研究活動」を推進し、また、「研究者や学生の双方向交流及び国際共同研究・教育」を推進することにより、「人類の福祉、世界平和の維持、地球環境の保全」に貢献することをめざしている。
 以上の理念のもと、本学において生産された研究成果等を広く学内外を問わず公開することにより、学術研究のさらなる発展に寄与すること、またその成果を社会に還元することで地域および国際社会の持続的発展に貢献することを目的として、オープンアクセスに関するポリシー(以下「本ポリシー」という。)を以下のように定める。

(研究成果物の公開に関する原則)
1.本学は、本ポリシーの目的のため、原則、研究の成果物(論文等の著作物及び研究データ)(以下「研究成果物」という。)を公開する。

(公開の対象)
2.研究成果物には、個人情報等秘匿すべき情報や仮名化や匿名化の加工を要するもの、ライセンスや契約等により利用に制限があるものなど、多岐にわたる種類が存在する。本ポリシーでは、これらの特性を考慮し、必要に応じて加工を行った上、誰もが障壁なくアクセスできる研究成果物を公開の対象とする。

(研究者の責務)
3.本学の研究者は、可能な限り研究成果物を公開するよう努めるものとする。

(本学による支援)
4.本学は、機関リポジトリの提供やオープンアクセス出版の推進等、本学の研究者が研究成果物を公開するための支援に可能な限り努めるものとする。

(その他)
5.社会や学術状況の変化に応じて、適宜本ポリシーの見直しを行うものとする。

6.本ポリシーに定めるもののほか、オープンアクセスに関し必要な事項は、関係者間で協議して定める。