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鹿児島大学研究データ管理・公開ポリシー


           鹿児島大学研究データ管理・公開ポリシー

                                 令和5年9月21日
                                教育研究評議会決定
(目的)
 鹿児島大学は、鹿児島大学憲章に基づき、「学問の自由と多様性を堅持しつつ、自主自
律と進取の精神を尊重し、地域とともに社会の発展に貢献する総合大学」として、「地域
の要請に応える研究を展開するとともに、普遍性を求める研究活動」を推進し、また、
「研究者や学生の双方向交流及び国際共同研究・教育」を推進することにより、「人類の
福祉、世界平和の維持、地球環境の保全」に貢献することをめざしている。
 以上の理念のもと、鹿児島大学における研究データの保存・管理及び公開、利活用に関
する基本方針を示した研究データポリシーを以下のとおり定める。

(定義)
1.本ポリシーが対象とする"研究データ"とは、鹿児島大学の研究活動を通じて収集ま
  たは生成されたデータのことをいい、デジタル・非デジタルを問わない。
2.本ポリシーにおいて、"研究者"とは、鹿児島大学の教職員、学生及び受入研究員な
  ど、本学における研究に携わる全ての者のことをいう。

(研究データの管理に関する原則)
 鹿児島大学は、原則として、研究データを収集または生成した研究者が、研究データ管
理を行う権利と責務を有していることを認める。

(研究に携わる者の責務)
1.研究者は、研究データの価値を守るため、それぞれの研究分野の特質を踏まえ、法令
  や関係する学内外の規則等に従って研究データを管理しなければならない。
2.研究者は、自らが保存・管理する研究データについて、可能な限りそれを公開し、利
  活用を促進するよう努める。ただし、法令や関係する学内外の規則等で制限されるも
  のを除く。

(大学の責務)
 鹿児島大学は、研究データが、論文などと同様に、今後の学術や社会の発展に貢献する
知の基盤の一つであるとの認識に基づき、研究データの管理、公開及び利活用を支援する
環境を研究者に提供する。

(その他)
 社会や学術状況の変化に応じて、適宜本ポリシーの見直しを行うものとする。