出前授業(水産学部)
[記事掲載日:10.12.16]
■出前授業提供科目一覧(平成26年度)
科目及びテーマ |
職 名 |
授業が |
授業内容 |
対象生徒 |
授業に必要な機材等 (高校で準備するもの) |
海洋の科学 |
准教授
中村 啓彦
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事前相談
により調整
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地球規模での海洋の成り立ちや運動の仕組みを理解する。そして、海洋変動が1)地球の気候変動と2)海洋の生物資源変動に及ぼす影響を考える。 | 全学年 |
プロジェクター
スクリーン
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サケやマグロを学ぶ
~世界と日本の食料問題と水産物貿易~
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教授
佐野 雅昭
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随時(事前相談により調整可能) | 世界の水産業とその貿易を日本人の食料の観点から論じる。馴染み深い食材であるマグロやサケなどの消費と貿易を地球規模で学ぶことができる。 | 全学年 |
プロジェクター
スクリーン
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日本の食育と魚食文化 |
教授
佐野 雅昭
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随時(事前相談により調整可能) | 水産物の生産から消費までを分かりやすく説明し、日本の食料問題と魚食の意義について正しい知識を紹介する。また食育の重要性と賢い消費行動について学ぶ。 | 全学年 |
プロジェクター
スクリーン
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水産業と水産学
~その意義と責任~
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教授
佐野 雅昭
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随時(事前相談により調整可能) | 水産業は食品産業の1つであり、漁業や食品加工業、食品流通業から成り立っています。また水産業は日本が国際的な競争力を持つ唯一の食料生産産業です。海から食料を供給することの大切さや面白さ、そしてそれを支援する水産学を学ぶ意義、さらに水産業界や食品業界で働くことの喜びや責任を分かりやすく伝えます。 | 全学年 |
プロジェクター
スクリーン
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錦江湾の生物を研究する |
教授
大富 潤
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随時(事前相談により調整可能) | 錦江湾深海底に生息する生物の生態や私たちとのかかわりについてわかりやすく紹介する。 | 全学年 |
プロジェクター(持参可能)
スクリーン
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エビの生物学 |
教授
大富 潤
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随時(事前相談により調整可能) | クルマエビやイセエビなど、身近な海にすんでいるエビの仲間の、実はあまり知られていない生活のようすをわかりやすく紹介する。 | 全学年 |
プロジェクター(持参可能)
スクリーン
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川のエビ・カニはどこから来るの? |
教授
鈴木 廣志
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事前相談
により調整
可能
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淡水のサワガニ類やテナガエビ類の生活史を解説し、身近な川のエビ・ カニ類の生物学を理解してもらいます。また、島嶼の多い鹿児島の島の成り立ちを川のエビ・カニの生息状況から解き明かします | 生物に興味のある生徒 |
プロジェクター
スクリーン
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意外に面白い煮干しの解剖 |
教授
山本 淳
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事前相談
により調整
可能
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煮干しは簡単に解剖できて魚の体の仕組みがよくわかる。 | 生物に興味のある生徒 | - |
食べたら危険!人体寄生虫と魚類 |
教授
山本 淳
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事前相談
により調整
可能
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生食すると危険な人体寄生虫と、その中間宿主である魚類を紹介する。 | 生物に興味のある生徒 | - |
海の森から環境を考える |
准教授
寺田 竜太
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事前相談
により調整
可能
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山に森があるように、海の中にも森があることをご存じでしょうか?海の植物である海藻の森は、沿岸域の生態系に欠かせない重要な役割を担っています。しかし今、海の森が各地で消失し、深刻な問題になっています。海の中の異変は、海の近くに住む人々でもなかなか気づきません。海の森やサンゴの話を通して、身近な海の生態系や温暖化の問題に関心を持ってもらうことを主題とします。訪問する学校付近の海を話題の中心に据え、研究を通して撮影した海中写真やビデオを交えてわかりやすく紹介します。 | 全学年 |
プロジェクター
スクリーン
*持参可能
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高校生の知らない水産科学 |
准教授
寺田 竜太
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事前相談
により調整
可能
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「水産学部」という学部は何を学ぶところかご存じですか?「魚や漁業を学ぶところ」という印象を持つ人が多いと思いますが,それは学べることのほんの一部分にすぎません。
水産学部では,海洋生物の生態や環境保全,資源の持続的な利用,食品の加工・保存技術など,実に様々ことが学べます。水産物の流通や経済など,文系の専門分野も学べます。水産物は主要な食料資源ですが,食品以外の分野でも利用されています。魚嫌いの高校生の皆さんでも,水産資源を利用しない日はありません。授業では,高校生の知らない「水産科学」の魅力についてわかりやすく解説します。
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全学年 |
プロジェクター
スクリーン
*持参可能
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死んだクジラが深海底で果たす役割 |
准教授
山本 智子
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事前相談
により調整
可能
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鯨の死骸のような巨大な有機物が沈むことで、生物生産に乏しい深海底にどのような影響を与えているのか、深海調査の様子も含めて紹介する | 全学年 |
プロジェクター
スクリーン(又は投影できるホワイトボード)
*プロジェクターは持参可能
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生物がつなぐ森-川-海の生態系 |
准教授
山本 智子
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事前相談
により調整
可能
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森林-河川-海という離れた生態系を結ぶ物質の流れとその循環を担う生物の役割について考える。 | 全学年 |
プロジェクター
スクリーン(又は投影できるホワイトボード)
*プロジェクターは持参可能
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美しい海を守りたい、
今わたしたちにできること
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教授
藤枝 繁
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事前相談
により調整
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海洋環境問題の一つである漂流漂着ごみ問題について解説します。また希望によっては実際に海岸(学校周辺)での散乱ごみ調査も実施します。 | 全学年 | - |
環境に優しい複合エコ養殖 |
教授
門脇 秀策
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事前相談
により調整
可能
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「青い豊かな海を子孫に残すこと」は私達の使命です。養魚場の周辺で海藻や貝類を栽培養殖して、環境を浄化しながら生態系のバランスを整える大切さに関心を寄せていただく内容です。具体的な現場での取り組みをDVDや養殖生産物を交えて紹介します。 | 養殖や環境に興味のある全学年 |
プロジェクター
スクリーン
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海中にいる魚の数をかぞえる |
准教授
庄野 宏
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随時(事前相談により調整可能) | 海の中にいる魚は目に見えないため、数をかぞえることが難しい。そこで、漁獲データなどから海中の魚の数を見積もる方法について、わかりやすく紹介する。 | 全学年 |
プロジェクター
スクリーン
黒板(またはホワイトボード)
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忍者が教える海のモヤシモン育成講座 |
教授
前田 広人
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随時(事前相談により調整可能) | 環境微生物の分野から、赤潮対策やヘドロ底質の改善研究について紹介する。また分子微生物生態学の分野から、海洋深層水の応用やプロバイオチックの応用について紹介する。(元三重大学伊賀研究拠点所長) | 全学年 | スクリーン |
食卓からカツオ節が消える!? |
助教
久賀 みず保
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随時(事前相談により調整可能) | 身近な食材であるカツオ節を題材に、消費者のカツオ節利用の変化をわかりやすく紹介しながら、現代的な食のあり方とその問題点を一緒に考えていきたい。 | 全学年 |
プロジェクター
スクリーン
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魚類の知られざる多様な生態について |
助教
久米 元
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随時(事前相談により調整可能) | 身近な川と海に生活する魚類の様々な環境に見事に適応した知られざる生態について、最新の研究成果を交えつつ紹介する。 | 全学年 |
プロジェクター
スクリーン
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