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FD活動の紹介~平成30年度~

平成30年度の鹿児島大学のFD活動をご紹介いたします。
 
【目次】
・平成29年度版 鹿児島大学FD報告書の発行
・9月26日 平成30年度新任教員FD研修会の開催
・10月13日 平成30年度FD・SD合同フォーラムの開催
・12月7日 平成30年度学生・教職員ワークショップの開催
・FDガイド第16号の発行
・FDガイド第17号の発行
・鹿児島大学ベストティーチャー賞の選出 


平成29年度版鹿児島大学FD報告書を発行しました。

 鹿児島大学では、毎年1回、FD報告書を発行しております。
 平成29年度は、全学的な取組として、以下の企画を実施・運営しました。

  • 新任教員FD研修会「単位の実質化からアクティブ・ラーニングを考える」の実施
  • FD・SD合同フォーラム「『地域に貢献する高等教育機関』にどう貢献するか」の開催(大学地域コンソーシアム鹿児島 FD・SD活動事業部会共催)
  • 学生・教職員ワークショップ「学生の主体的な学びを促すには」の開催
  • 鹿児島大学版FDガイド 第14号「講義形式の授業で対話を促す手法(1)~授業シートを活用してみよう~」、第15号「講義形式の授業で対話を促す手法(2)~話題の作り方とディスカッションの活用~」の発行
  • 大学IRコンソーシアム学生調査(1年生調査、上級生調査)の実施 等

 上記の全学的な取組は第1部にまとめております。
 また、各学部・研究科独自の取組を第2部にまとめております。
 
 平成29年度 FD報告書は、こちら。
  


【9月】新任教員FD研修会を開催しました。

FD委員会では、毎年1回、鹿児島大学に新しく着任された教員を対象にしたFD研修会を開催しています。
 今年度は、今日の各高等教育機関にとっての重要な課題である「単位の実質化と授業時間外学習を踏まえた教育活動の設計」をテーマとして行いました。 

 ミニ・レクチャーでは、高等教育研究開発センターの出口英樹FD委員が、本学の現状に関する報告と、アクティブ・ラーニングや単位制度の定義・趣旨に関する説明を行いました。
 また、実際にアクティブ・ラーニングを積極的に取り入れている共通教育センターの渡邊 弘 准教授、大野 裕史 助教から、自身の授業の工夫に関する話題提供が行われました。

 研修会の後半では、参加者によるグループディスカッションの形で、テーマに基づき教育活動を設計する上での要点や留意点についての意見交換を行いました。

 当日は30人の先生方がご参加くださいました。お忙しい中、ご参加いただき、ありがとうございました。

【対象】 本学に平成29年7月2日~平成30年7月1日採用の新任教員全員
【日時】 平成30年9月26日(水曜日) 13:30~16:30
【場所】 郡元キャンパス 学習交流プラザ2階 学習交流ホール
【プログラム】
   13:30 開会挨拶
   13:40 ミニレクチャー
   13:50 事例紹介①文系的分野における取り組み
   14:05 事例紹介②理系的分野における取り組み
   14:20 グループ・ディスカッション その1
   14:45 休憩
   15:00 グループ・ディスカッション その2
   16:00 プレゼンテーション、成果報告
   16:25 閉会、アンケート記入 


【10月】平成30年度FD・SD合同フォーラムを開催しました。

 鹿児島大学FD委員会と大学地域コンソーシアム鹿児島FD・SD活動事業部会は、毎年FD・SD合同フォーラムを共催しています。平成30年度は「高等教育機関の新たな役割と教職協働のあり方」と題し、10月13日(土)鹿児島大学郡元キャンパス学習交流プラザにて開催しました。

  清原 貞夫 教育担当理事の開会挨拶の後、高等教育研究開発センターの出口英樹FD委員による趣旨説明が行われました。その後、招聘講師の吉田 一惠 氏(愛媛大学 SD総括コーディネーター)からは「愛媛大学における教職協働の現場」というテーマで、家島 明彦 氏(大阪大学 全学教育推進機構)からは「学生を中心に据えた教職協働の実現に向けて」というテーマで、教員、職員それぞれの立場から教職協働についての講演を行っていただきました。

 後半では参加者がグループごとに分かれ、「高等教育機関の新たな役割と教職協働のあり方」をテーマに、グループ・ディスカッションを行いました。
  
 ご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました。

【日 時】 平成30年10月13日(土) 13:00-16:30
【場 所】 学習交流ホール(鹿児島大学郡元キャンパス学習交流プラザ2F)
【講 師】 吉田 一惠 氏(愛媛大学 SD統括コーディネーター)、家島 明彦 氏(大阪大学全学教育推進機構)
【対 象】 鹿児島大学並びに大学地域コンソーシアム鹿児島参加機関の教職員
【プログラム】
13:00 開会挨拶 清原 貞夫(鹿児島大学FD委員会委員長、鹿児島大学理事)
13:10 趣旨説明 出口 英樹(鹿児島大学FD委員、高等教育研究開発センター)
13:20 基調講演1 「愛媛大学における教職協働の現場 ~事務職員の立場から~」
           吉田 一惠 氏
     基調講演2 「学生を中心に据えた教職協働の実現に向けて ~教員の立場から~」
           家島 明彦 氏
14:40 グループ・ディスカッション「高等教育機関の新たな役割と教職協働のあり方」
16:20 閉会挨拶 當金 一郎氏(第一工業大学情報電子システム工学科教授) 


【12月】平成30年度学生・教職員ワークショップを開催しました。

 平成30年12月7日、「学生の主体的な学びを加速させる」というテーマで学生・教職員ワークショップが開催されました。このワークショップでは、学生と教員、職員の3者がFDに関する様々なテーマについて話し合います。平成30年度は、国際教養大学図書館長の加藤 信哉 氏、九州工業大学 学習教育センターの宮浦 崇 氏を講師としてお招きし、ご講演いただきました。
 鹿児島大学ではこのワークショップを毎年後期に開催しております。他学部の学生と教職員が一堂に会し、意見を交わし合う機会は授業以外では多くありませんので、多くの学生、教職員の皆さまにご参加いただけることを願っています。参加くださった皆さま、どうもありがとうございました。
 
【プログラム】
  16:10 開会挨拶 小山 佳一(FD委員会委員、高等教育研究開発センター長)
  15:15 趣旨説明 出口 英樹(FD委員会委員、高等教育研究開発センター)
  16:20 講演 加藤 信哉 氏(国際教養大学 図書館長)
       宮浦 崇 氏(九州工業大学 学習教育センター)
  17:40 休憩
  17:50 グループ・ディスカッション「学生の主体的な学びを加速させるには」
  18:50 発表
  19:10 まとめ
  19:15 閉会挨拶 内山 修一(学生部長) 


FDガイド第16号・17号を発行しました。

 FDガイド第16号では「manabaの活用法」というテーマで発行しました。本学で導入されているLMS(Learning Management System)、manabaとそれに自動連携する授業支援ボックスの利用に関する実例を中心に紹介しています。また、第17号では「知ってて、やってて、伝えてますか? ~いまどきの教職員に必要な"リテラシー"としてのセキュリティ対応~」というテーマで発行しました。紙媒体だけでなく、電子媒体での業務が必須となっている昨今の教員にとって必要なリテラシーを紹介しています。

バックナンバーはこちらをご覧ください。


平成30年度鹿児島大学ベストティーチャー賞を選出しました。

 平成30年度から、鹿児島大学ベストティーチャー賞の表彰制度が始まりました。本制度は、本学の教育実践に顕著な成果をあげた教員に対して、その功績を表彰することにより、本学教員の意欲向上と、大学教育の活性化を図ることを目的として始まったものです。本学の9つの学部と共通教育センターから1名ずつ、計10名の教員が選出されました。
平成30年度のベストティーチャー最優秀賞受賞者及びベストティーチャー賞受賞者は以下のとおりです。(敬称略)

ベストティーチャー最優秀賞
 髙谷 哲也(教育学部)
 林 敬人(医学部)
 鄭 芝淑(共通教育センター)

ベストティーチャー賞
 南 由介(法文学部)
 吉田 拓真(理学部)
 金子 芳郎(工学部)
 後藤 哲哉(歯学部)
 下桐 猛(農学部)
 小松 正治(水産学部)
 中馬 猛久(共同獣医学部) 


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