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ベストティーチャー(令和元年度)

 鹿児島大学では、本学の教育実践に顕著な成果をあげたと認められた教員に対して、その功績を表彰し、本学教員の意欲向上と、大学教育の活性化を図ることを目的としたベストティーチャー賞制度を平成30年度から設けています。
 このページでは、受賞した教員の授業に対する心がけや創意工夫を行っている点などについてのコメントを紹介します。

ベストティーチャー最優秀賞

  • 山口 武志
  • 教育学部
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  •  この度,令和元年度鹿児島大学ベストティーチャー最優秀賞を授与いただき,とても光栄に思っております。また,教育学部の先生方,教育学部の学生の皆様をはじめ,関係の皆様に対し,心より御礼申し上げます。
     私の専門は,算数・数学教育になります。教育学部では,教師を志望している学生の皆さんを対象として,小学校や中学校,高等学校における算数・数学科の授業の在り方や教材研究の方法などに関する授業を主に担当しています。授業については,現在もなお,課題を感じており,授業改善の必要性を日々認識しているところです。

     拙いながらも,担当している授業では,次の諸点を特に大切にしています。

    1.算数・数学科に関する授業観の涵養を重視すること

     限られた回数の授業において,学校で指導する算数・数学科のすべての教材を取りあげることは困難です。そのため,授業では,典型的な教材に絞り,それらの教材研究や授業づくりを具体的に検討する過程を通じて,算数・数学科に関する授業観の涵養に特に配慮しています。受講生自身が,「算数・数学科の授業はどうあるべきか」を問い続け,大学における学びを通じて,算数・数学科に関する自らの授業観をもつことが最も重要であると考えています。

    2.実践力の育成という視座から授業を工夫すること

     授業では,教育実習なども考慮しながら,実践力の育成という視座から授業を工夫するように心がけています。受講生の多くが教育実習を経験していない授業の場合,教育実習を意識しつつ,「教材研究,学習指導案の作成→代表者による模擬授業→模擬授業に関する協議」といった流れを基本に授業を展開しています。こうした一連の流れにおいては,グループワークなどの活動も取り入れるようにしています。また,教材によっては,こうした一連の流れの後に,ベテラン教師の実際の授業や過去の受講生の模擬授業のビデオを視聴し,比較検討する場合もあります。「模擬授業に関する協議」の後には,私から,受講生の学習指導案に共通する改善点や,教材や授業づくりのポイントなどに関する補足説明を行います。その際,関連する算数・数学教育の理論も取りあげながら,できるだけ理論と実践の往還を図るように努めています。さらに,教材研究や学習指導案の作成などを支援するという視座から,授業によっては,次時の授業のためのワークシートを配布し,予習課題とすることもあります。そのワークシートには,参照すべき学習指導要領解説のページやテキストのページ(テキストを利用している授業の場合)を記載し,自学自習にも配慮するようにしています。なお,教員採用試験の2次試験では,模擬授業を実施する県や市も多いことから,授業によっては,採用試験の模擬授業として出題された課題を授業の中でも取りあげています。

    3.受講生の意見を授業改善に活かすこと

     大学教員になったときから,多くの授業において,受講生による「中間評価」,「最終評価」を実施し,授業改善に活かすようにしてきました。具体的には,「この授業において今後も続けたほうがよいこと」と「改善してほしいこと(授業の進め方,板書,説明の仕方,配布資料などの改善点)」を自由記述によって無記名で回答してもらっています。「中間評価」は,授業の中盤(第7回の前後)で実施し,受講生の意見をもとに,後半の授業の仕方や内容を変更することもあります。また,「最終評価」で得た受講生の意見は,次年度の授業の改善に活かすようにしています。受講生の意見には,授業に対する率直な要望や私自身が気づかなかった授業の課題をはじめ,授業改善のためのアイデアが含まれている場合もあります。私の現在の授業には,長年にわたる受講生の様々な意見が反映されていると思っています。その意味で,授業改善に関する貴重な意見を寄せてくれたこれまでの多くの受講生に対し,感謝したいと思います。そして,受講生の意見を真摯に受けとめ,授業改善を図ることの重要性をあらためて感じる次第です。

     短期間でしたが,私自身,高等学校の数学科教師として勤務した経験があります。中学生のときから教師になることを夢としていた私は,教育学部において教員養成に携わっている今をとても幸せに感じています。所属する教育学部の先生方からもご助言いただきながら,未来で活躍する子どもたちの教育を担う優れた教師の養成のために,今後も,授業改善に努めてまいりたいと思います。

     

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  • 赤崎 安昭
  • 医学部
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  •  このたびはベストティ-チャー賞のみならず,さらに「最優秀賞」という“冠”まで付けていただき至極光栄に存じます。このような名誉ある賞をいただけたのは,学生の皆様,FD委員会の皆様,医学部長をはじめとする医学部の先生方の後押しがあったためでもあります。そして,最終選考で私を「最優秀賞」に選出してくださった佐野 輝学長はじめ理事の方々に厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。

     私は精神科医です。現在,医学部保健学科・保健学研究科で精神医学,心理学,カウンセリング論等の講義,演習を年間100コマ超担当しています。これらの講義等でこころがけていること,工夫をしていること等を紹介するとともに,受賞者としてのコメント・決意を記載させていただきます。

     

    (1)精神疾患に罹患した症例を提示する

     保健学科(看護学専攻,理学療法学専攻,作業療法学専攻)は,2年生から疾病論等の専門科目の授業が本格的に始まります。私は精神科医ですので,3専攻の主に精神医学の授業を担当しています。しかし,精神医学は比較的マイナーな領域なので,初回の講義から精神疾患について講義をしてもチンプンカンプンで理解できるわけがありません。そこで,私は,第1回目の授業では,精神疾患を患った症例を提示するようにしています。患者さんの経過に関しては,個人が特定されることがないように匿名化して提示し,学生には「医療人には守秘義務が課せられている」ということも教授します。

     実在する症例の話なので,インパクトがあり,学生にとっては「記憶に残る授業」になります。いきなり精神症状などを詳しく説明をすると混乱するでしょうから,第1回目の授業では症例の概要を示す程度に留めます。その際,忘れてはならないのは精神障害者に対する「偏見」の払拭です。ですから,症例を提示しながら,「精神障害者に対する偏見」がもたらした負の歴史にも触れます。そして,第1回目の授業の最後には,提示した症例に対する小テストを兼ねた感想文を書いてもらいます。このような手法を使って精神医学という学問に導入しますと,学生達には,「これから自分達は精神医学を学んでいくのだ。精神障害者の治療・リハビリテーションに関わるのだ」という自覚が芽生えてくると思います。

     

    (2)国家試験合格率100%達成を目指しつつ,全人的医療が実践できる人材の育成

     医学部医学科は医師,医学部保健学科は,看護師,理学療法士,作業療法士という国家資格を取得することがゴールでもあります。資格は学科・専攻によって異なりますが,ライセンスを取得する目的で入学していることには変わりはありません。しかし,ライセンスを取得することだけに専念すると,「病(やまい)を診て人を見ない医療人」が育ってしまいます。ですから,私だけではなく医学部の教員は全員,学生に「豊かな人間性と高い倫理観を持ち,全人的医療を実践することができる能力」を身につけさせる教育を実践しています。

     私は,精神医学の授業で主に疾病論について講義をし,それを踏まえて,カウンセリング論や心理学の授業の中で患者さんとの関わり方について教授しています。さらに,医学部生なら誰でも不安に思ってる国家試験の対策も行います。私は,保健学科2年生の早い時期から国家試験の過去問集を配布して,国家試験対策と並行して,疾病論,患者さんの心理状態,患者さんとの関わり方を織り交ぜた授業をしています。そうすることによって,全人的医療が実践できる人材の育成とともに,国家試験に合格できるレベルの学力が身につくような授業をしていますので,効率の良い授業の構成になっていると思います。

     

    (3)アクティブラーニングの要素を取り入れた授業の実践

     授業は教員から学生へと「一方通行」になりがちです。しかし,「一方通行」の授業では,学生は集中力を欠き授業に飽きてしまいます。そこで,私が工夫しているのは,アクティブラーニングの要素を取り入れた授業の実践です。簡単に言いますと,授業を聞いている学生に「当てまくる」という手法です。この時,単に学生に問題を出して回答をさせるのはなく,「なぜ,そう思う?」「なぜ,そう考えた?」という具合にショート・ディベート形式で回答をさせます。しかし,この方法には少し問題があります。「時間のロス」が発生してしまうのです。例えば「統合失調症の一次妄想を3つ挙げなさい」といった質問をすると,黙り込んでしまう学生がいるのです。これでは,「沈黙」が続き時間だけが過ぎていきます。私は保健学科着任当初,このような「時間のロス」を解消するために私が回答を示していましたが,いつしか学生達は,2~4名の小グループを作り,私から当てられた学生に資料や教科書を示して私の質問に回答するための手助けをするようになったのです。学生達が編み出したこの対応にはとても驚きました。なぜなら,「時間のロス」が解消されますし,また「集団で行う作業」(チームワーク)が実践できるので,今後,チームで医療に取り組んでいく学生にとってはチームワークの向上にも繋がるからです。

     このようなスタイルの授業ですと,①疾病論,②治療論,③患者さんの心理状態(気持ち),④患者さんに寄り添える全人的医療,⑤国家試験対策,⑥コミュニケーション力の向上,⑦チームワークの向上などを修得することができます。

     

    (4)学生自身が自分のメンタルヘルスに目を向ける

     医学部の学生達は,座学の授業の後に,患者さんと接する臨床実習があります。その際,個人差はありますが,臨床実習の最中に心身共に疲弊する学生が稀ならずいます。その際は教員全員が総力をあげて支援して対応していますが,その予防策も必要であり,そのような事態になる前に学生自身が自分のメンタルヘルスに目が向けられるようになる必要があると私は考えています。その「予防策」に貢献しているのが,カウンセリング論を含む精神医学という学問です。

     精神医学という学問を学ぶと,患者さんの治療・リハビリテーションのみならず自分自身の心身の状態を健全に保つスキルを身につけることができます。ですから,私は,学生自身が自分の心身の状態にも目が向けられるようになることもこころがけた授業をしています。このようなことにも配慮した授業をしていますので,精神医学等の授業を通して,全人的医療を実施する礎が形成されます。そして,その他の様々な専門科目を学ぶことによって,豊かな人間性と高い倫理観を持ち,全人的医療を実践することができる人材が育成されていると私は信じています。

     

    (5)結びにかえて

     このたびは,教員冥利に尽きる最高のご褒美をいただきました。今後も,鹿児島大学の教員として自己研鑽を図りつつ,自分自身の健康管理にも留意しながら,鹿児島大学の運営・教育・研究,そして様々な社会活動等に全身全霊を注ぐ所存です。今後も変わらぬご指導お鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

     

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  • 森 裕生
  • 高等教育研究開発センター
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  •  この度は栄えあるベストティーチャー最優秀賞を頂きましたこと、とても名誉なことと感じております。私の授業では毎年第1回目の授業で「一緒に授業を創っていきましょう!」と学生に伝えています。これには2つの理由があります。
     1つ目は、私の授業は学生の参加が前提となっているデザインであることが挙げられます。各授業では学生間のディスカッションを必ず含むようにしています。また授業の宿題は、思考を揺さぶるために学生にとっては「面倒」な課題を出して、少し高い壁を登る努力もしてもらいました。一方で学生の皆さんが努力している分、manabaを使って個別のコメントやフィードバックを行い、学習の支援にも怠らずにやってきたと自負しております。
     2つ目は、私の授業は学生の振り返りを目的として、質問やコメントを書いてもらうミニッツペーパーを導入しています。ミニッツペーパーは、授業を受けて考えたこと、感じたことを自由に書いてもらうようにしています。挙げられた質問はmanabaで回答を書いたり、次回の授業で取り上げたりすることで双方向の授業を創ってきました。それだけでなく、ミニッツペーパーのコメントや授業の学生の反応を踏まえて、授業そのものデザインを検討したりもしてきました。
     今回の受賞は、私の授業を受けて頑張って頂いた学生の皆さんと一緒に受賞したものだと実感しています。この場を借りて感謝を伝えたいと思います。鹿児島大学に着任して3年が過ぎました。これからもより良い授業を学生の皆さんと一緒になって創っていけるように教育活動に邁進していきます。

     

     

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ベストティーチャー賞

  • 中西 裕之
  • 理学部
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  •  このたびは、ベストティーチャー賞を頂きまして、誠にありがとうございます。
    まだまだ不勉強な身でありながら、このような栄えある賞を頂いたことに、自分自身とても驚くと同時に、光栄なことに大変嬉しく思っております。
    ひとえに、受講いただいた学生の皆様のポジティブな評価、そして推薦いただいた先生方のおかげです。心より感謝申し上げます。

     今、私は理学部で物理や物理数学に関する講義を担当していますが、自分が大学生だった頃を振り返ると、特に数学、物理学の 大部分の授業は難しく、話を聞いただけでは、さっぱり分からず、ノートを書き写すのが やっとだったこと、そして期末試験の時になって、何も分かっていないことに焦っていたこと、などを思い出します。ですから、私が担当している授業の受講生の皆さんの大変さも、よく分かっているつもりです。

     そんな思い出を振り返りながら、今、私の授業では、できるだけ1回1回の理解の積み重ねを大切にしたいと思っています。各回、しっかりと授業ノートを取り、授業を振り返り、問題演習で理解を深めるというサイクルを大切に、これらの積み重ね自体を評価するすることにして、動機づけにしています。
    今年は遠隔のオンデマンド授業にしたためできませんでしたが、対面授業では、人前での「発声」も評価とすることにしています。発言することで、授業への参加意識が高まるという思いから、間違いを恐れずに、できるだけ発言をしてもらうような環境作りを目指しています。

     今年は新型コロナウィルスの問題で、例年とは異なる授業形式を余儀なくされ、今年前期は手探りで授業を行うことになりました。不便な点も多い一方で、これまでの授業を見つめ直し、改めて気づいたことも多々あったように思います。まだまだ色々な改善点があることに気づき、私自身、より一層勉強する必要があると感じた半年でした。
    今回の受賞に恥じぬよう、より一層 精進したいと思います。

     どうもありがとうございます。

     

     

     

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  • 松口 徹也
  • 歯学部
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  •  この度、令和元年度のベストティーチャー賞を受賞することができ、大変光栄に思います。本当に良い授業とは学生にとって有益な授業であり、教員が自己満足するべきものではないと考えているので、学生から高い評価を得られたことは、教育者としての私にとって何より嬉しいことです。私は大学では主に生化学の講義と実習を担当しています。生命現象を化学的に理解する決して簡単な学問ではありませんので、できるだけ学生が理解し易いよう、いつも心がけながら授業をしています。

     近年のITの進歩は大学での授業方式を大きく変革しつつあります。私も授業では学生の記憶に残る視覚効果を実現するためにITを大いに活用していますが、授業型式としては、あくまで学生各自が手書きのノートを取る(紙でもタブレットでも)ことを基本としています。近年アメリカの大学でも、学生にノートを取らせないことで学習効果が下がることが報告されており、手書きの必要性が再評価されています。手書きのノートを作ることで学生の脳活動は活性化され、講義内容の理解度が深まります。また、自分で工夫した手書きノートほど、後で見直して分かりやすいものはないと考えています。

     コロナ禍による遠隔授業への対応など、新たに頭を悩ますことも多い昨今ですが、今後も、学生が単に聞き手となるだけの一方向の授業ではなく、自ら積極的に考える(think for yourself)能力を高めていけるような授業を心がけ、変容する社会に対応する能力を身につけた鹿大生を増やしていけるように、尽力していく所存です。

     

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  • 加藤 龍蔵
  • 工学部
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  •  受講生が授業の内容に関心を持てる興味深い授業となるように,言葉で丁寧に説明するだけでなく,法則や公式を表す数式やそのグラフが表しているイメージをわかりやすく説明することを心がけて授業をしています。

     受講生が知識を暗記するだけの受け身の授業ではなく,受講生が自ら考える能力を伸ばすために積極的な授業への参加を促すように,鹿児島大学で導入されている教育支援システムの「manaba」や「respon」を活用して以下のような予習・復習時間を増やす工夫をしています。

    1.受講者が自修するために何をすべきかを周知する。
     ・受講生が自修しやすい教科書を採用
     ・次回の授業予定を周知
     ・学修時間の最低限の目安を提示

    2.受講者が理解できていないことを見つける。
     ・授業内容をノートに要約
     ・例題,練習問題,演習問題からの宿題を解答して提出

    3.受講生が分からないことを質問する。
     ・授業中に配布するレポートの質問欄
     ・授業中の教員またはTAへの質問
     ・「学科Moodle」の「フォーラム」への投稿への質問
     ・「manaba」の「掲示板」への投稿による質問
     ・オフィスアワーでの質問

    4.授業内容の理解度を把握・共有する。
     ・授業中の「respon」でのアンケートへの回答とその結果の共有
     ・授業中に「確認テスト」を実施し,受講者同士で答案を交換して採点
     ・宿題の解答状況を「学科Moodle」に報告し,その結果を共有
     ・中間試験を2回実施,模範解答の解説と答案の返却

     今後も,受講生が授業に積極的に取組める授業となるように更に工夫していきたい。

     

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  • 宮田 健
  • 農学部
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  •  私が普段から心がけているのは、講義中では楽しく、モチベーションを保ち、講義が終わった後は、もっと楽しくなる講義内容になっているかです。私が主に担当する講義内容は動物性食品としての「肉、ミルク、卵」です。これらは毎日、何かしら口にするものです。この身近にありすぎて、普段意識しない事柄について、興味をもってもらうことを授業を通じて実践できればと日々考えています。

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  • 鳥居 享司
  • 水産学部
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  •  このたびは光栄な賞をいただき、大変嬉しく思っております。
     鹿児島大学出身の私にとって、学生は学生であると同時に、可愛い後輩でもあります。「責任をもって教育し、社会に送り出すこと」、それが自身の役割のひとつであり、大学への恩返しでもあると考え、学生教育に向き合っています。
     現在、水産業経営、水産関係法令、水産企業活動に関する授業を担当しています。授業中、受講生をひと通り指名して受講生の理解度を確かめたり、受講生同士で議論できるテーマと時間を設けたりしながら、参加型授業の実現を目指しています。また、水産関連の新聞記事を毎回、要約させる時間も設けています。水産にかかる最新のトピックスや論点を知ることは、受講生の就職活動にも役立つからです。そして、受講生の疑問を疑問のまま残さないよう気をつけています。シャイな性格の受講生もいますので、授業の最後に出席票へ質問事項を記入する時間をとっています。次週以降、必ず回答するようにしますと、次第に質問数が増えてきます。受講生の疑問を解消することが出来ると同時に、授業内容の見直しにも役立ちます。いずれも特別な内容ではありませんが、丁寧に細やかに対応するよう配慮しています。
     今回の受賞は、こうした取り組みが評価されたのかなと感じております。ただ、改善すべき点は数多くあります。より充実した教育を提供できるよう、これからも努力を重ねていく所存です。

     

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