- 理工学研究科
- 市成 駿太郎 さん (川内高等学校)
将来の夢は、世界のどこかで誰かの役に立つものを創ること!
Q.鹿児島大学の魅力は?
総合大学でありながら、コンパクトに収まっており、周辺の公共交通機関を手軽に利用でき、学業と私生活が充実している点です。付近には、桜島や海もあり、街中にある一方で自然豊かであると感じます。また、学業面では、図書館や学習交流プラザが解放されており、学生へのサポートが充実しています。部活動やサークルの数も多く、授業時間外も賑わっています。 |
Q.大学生活で一番打ち込んでいることは?
大学生活で一番打ち込んでいるのは研究です。学部生のときから白血病治療薬になる原薬合成を研究しています。研究が思うように進まず、苦労したこともありましたが、教授や周囲の学生のサポートもあり、より研究に集中できていると思います。研究背景の理解や先行研究の確認を行い、自身のテーマで生じている課題を、教授や研究室の学生と相談しながら進めていく時間はたいへん充実していると感じます。時間はかかりますが、目標を達成したときの喜びは言い表せないほど素晴らしいものです。 |
Q.これまでの大学生活を通じて、自身の成長を感じたことや印象的な出来事があれば教えてください。
研究において、結果を出せたときが一番自分の成長を実感できました。私は有機化学研究室に所属しており、80~90年代に報告された天然有機化合物を自身で合成し、構造修正を行えたことや、合成化合物が、白血病治療薬として使われている既存薬と同等の効果を持つ結果を確認できた時が、たいへん印象に残っています。また、学部生時代を含め学んできた知識を、悩んでいる問題に応用できた時にも成長していると感じることが多々あります。 |
Q.大学卒業後や将来の夢、目標は何ですか?
将来の夢は、世界のどこかで誰かの役に立つものを創ることです。存在は確認できても、目に見えない分子レベルでの合成研究に面白さを感じており、創ったものがどこかで役に立っていると考えるとわくわくします。そのわくわくした気持ちを生かせる仕事に就きたいと考えており、より面白いと感じる職種を探している段階です。 |
Q.鹿児島大学への入学を希望している高校生に向けてのメッセージや本学のPRをお願いします。
これから進路について悩むことが多くなると思います。家族や学校の先生方から様々なアドバイスを頂くと思います。それらを参考にしながら、最後は自分がわくわくするもの、きらきらするものを選択してみてください。自分の気持ちに従って択んでみると、たくさんある当たりの中から、大当たりを引けるかもしれません。鹿児島大学では、そんなわくわくするきっかけを与えられるような環境が整っていると思います。よければ一度遊びに来てみてください。私は、鹿児島大学を択んで間違いなかったと感じるほど、充実した学生生活を送れています。 |