- 農林水産学研究科
- 先間 晴紀 さん (長崎県立長崎北陽台高等学校)
鹿児島大学で専門的に学んだ焼酎の知識を生かし、世界へ焼酎文化を発信するのが目標です。
Q.鹿児島大学の魅力は?
鹿児島大学でしかできない多くの学びと経験を得られることです。私は「焼酎学」について専攻し、焼酎の研究はもちろん、実際に鹿児島にある製造現場での実習などを通し、深く学ぶことができました。このように鹿児島で有名な焼酎に加え、農業や漁業などの一次産業や奄美群島などの離島といった、鹿児島ならではの専攻分野が多くあります。鹿児島大学でしかできない貴重な学びになること、間違いありません。 またプライベートでは鹿児島の美味しい料理をいただくこともでき、長期休暇には離島へ遊びに行くのもおすすめです。鹿児島大学ならではの学問と鹿児島ならではのライフスタイルを楽しむことができ、充実した大学生活になることを保証します。 |
Q.大学生活で一番打ち込んでいることは?
大学生活で一番打ち込んだこととして挙げられるのは、部活動です。私はカッター(端艇)部に所属し、日々の練習に励んでいました。海の上で船を漕ぎながら鹿児島の強い日差しを全身で浴びていた感覚は、今でも鮮明に覚えています。そんな努力の成果もあり、私が大学1年生頃に行われた新人戦では2位の成績を収めることができました。 チームのメンバーと共に一つの目標に向かって一生懸命に取り組む。一人ではなく仲間と共に取り組めることが、どれだけ素晴らしいことかを再認識できました。日々の練習はなかなかに辛いものでしたが、仲間同士で声を掛け合いながら切磋琢磨して鍛え上げた精神は今後の人生における貴重な財産となると確信しています。錦江湾で桜島をバックにボートを漕ぐ。私は自信をもっておすすめします。 |
Q.これまでの大学生活を通じて、自身の成長を感じたことや印象的な出来事があれば教えてください。
大学生活を通じて、私は主体的に行動することができ、その経験から幅広い価値観を学ぶことができました。大学に入学してからは高校生までの生活とは大きく環境が変わり、様々な刺激を得ることで自分がやってみたいと興味を持ったことはすぐに実践していました。 部活動・サークル、アルバイト、日本一周の旅、専攻分野の研究と実習、海外留学など。当時はとても忙しく過ごしていましたが、今思えばそれだけ充実した毎日を送っていたのだと思っています。そのような様々な経験からたくさんの人と出会うことで意見を共有し、新しい価値観や在り方というものに多く触れてきました。自身の成長に努力の積み重ねはもちろん必須ですが、私は自身の努力では決して得られないこともあると思っています。 最初は勇気が必要なことではありますが、自ら行動して新しい環境に飛び込むことで成長のきっかけを得ることができると思います。みなさんには自分が興味を持つことに全力に取り組み、存分に楽しんで欲しいと思っています。 |
Q.大学卒業後や将来の夢、目標は何ですか?
鹿児島大学で専門的に学んだ焼酎の知識を生かし、世界へ焼酎文化を発信するのが目標です。鹿児島での生活を通し、地酒として根付いている焼酎とその文化に強い魅力を感じました。そして、この感動を世界中の人へ共有したいと思うようになりました。アイルランド留学中は焼酎の試飲会を行うなど、少しずつではありますが文化発信を行なうことができています。 また自身のプロダクトを持ちたいというのも目標の一つとして挙げられます。自分の作ったお酒をお客さんに美味しく飲んでもらうというのが、喜びを感じれる瞬間だと思っています。ウイスキー蒸留所でのインターンシップ中はその意識をより強く感じ、良い学びを得ることができました。私が作るお酒、楽しみにしていてください。今後はそれらの目標に向かって、焼酎に限らずお酒に関する知識・経験をさらに幅広く学んでいきたいと思っています。 |
Q.鹿児島大学への入学を希望している高校生に向けてのメッセージや本学のPRをお願いします。
鹿児島大学への入学に向けて日々精進している皆さんを、私は心から応援します。ここで当時の私ができていなかったことを教訓としてお伝えします。大学入学後に「何をしたいか」「どうなりたいか」といった目標を明確に持つことで、日々の勉強もより実りのあるものになるはずです。それらの目標に向けて自分は一歩ずつ前進できているんだと自信を持ってください。きっと努力の分だけ実りのある大学生活を送れるはずです。チェストー!キバレーー!! |