トップページ学生インタビュー永仮 広大

  • 教育学研究科 学校教育実践高度化専攻
  • 永仮 広大 さん (鹿児島県立甲南高校)
  • 自分の関わらせてもらった子どもの「できた」を通して自分も成長。

Q.鹿児島大学の魅力は?

 私が考える鹿児島大学の魅力は,大学の先生方です。
 私の所属する教育学部・教職大学院の話になりますが,大学の先生方はそれぞれ高い専門性を有し,地域でその力を発揮されています。そのため,自分たちが色々なことを学ぶことができるだけでなく,その先生をきっかけに現場でも色々な人と繋がることができます。鹿児島県で働くことを考えると,この点は非常に大きいのではないかと思います。


Q.大学生活で一番打ち込んでいることは?

 私が大学生活で一番打ち込んでいることは研究活動です。私は,障害のある子どもに対する授業の在り方やコミュニケーショントレーニングを主たる研究分野にしています。研究を通して子どもの成長も見られるため,やりがいがありました。それ以外にも保護者支援や被災した障害児とその家族への支援など,特別支援教育を軸に様々な分野に関わらせていただきました。

Q.大学生活において、コロナ禍の影響を大きく受けたことは?

 私の所属する大学院は実習の機会が非常に多く,現場で色々な経験・知識を得られます。コロナ禍の影響で実習にも様々な制限が生じましたが、実習先の学校のご配慮や自身でも最大限の工夫をして取り組んだことにより,研究テーマにかかわる授業やコミュニケーショントレーニングなどについて成果と課題を整理することができたと思います。

Q.これまでの大学生活を通じて、自身の成長を感じたことや印象的な出来事があれば教えてください。

 実習や研究活動で子どもと関わる中で,子どもの成長を見ることができた場面がいくつかあり,それらがとても印象的です。自分の関わらせてもらった子どもの「できた」を通して自分も成長したように感じました。

Q.大学卒業後や将来の夢、目標は何ですか?

 卒業後に鹿児島県の特別支援学校で教員として働く予定です。子どもの強みを活かしていける教師を目指して,学び続けていきたいと思います。

Q.鹿児島大学への入学を希望している高校生に向けてのメッセージや本学のPRをお願いします。

 私は高校3年生の時に「別に大学行けなくてもいいや」と考える時期がありました。しかし,結果的に鹿児島大学に来ることができて本当によかったと思います。今となっては大学に行かなかった自分の人生が想像できません。なので.「もう少し頑張ろうかな」と悩んでいる人は騙されたと思って頑張ってみてください。その分の見返りはとても大きいと思います。皆さんの明るい未来を心から祈っています。